特許
J-GLOBAL ID:200903080488148655

車輪用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 江原 省吾 ,  田中 秀佳 ,  白石 吉之 ,  城村 邦彦 ,  熊野 剛 ,  山根 広昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-240259
公開番号(公開出願番号):特開2007-055322
出願日: 2005年08月22日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】 ハブ輪の加締部と継手外輪の肩部との突合せ面での相対滑りにより発生していた車両発進時でのスティックスリップ音を確実に抑制し、しかもスプライン嵌合部に水、泥等の異物が浸入するのを防止して耐久性に優れた車輪用軸受装置を提供する。【解決手段】 ハブ輪101の小径段部112の端部を加締めることによりハブ輪101と内輪102を一体化し、ハブ輪101のステム部挿入孔110に等速自在継手106のステム部127を挿入してスプライン嵌合させた車輪用軸受装置である。ハブ輪101のステム部挿入孔110の内周面に、ハブ輪101に対して継手外輪115のステム部127を軸方向で位置規制するストッパ部141を設ける。ストッパ部141によるステム部127の位置規制状態でハブ輪101の加締部111と継手外輪115の肩部116との間に軸方向すきまmを形成し、軸方向すきまmを介したスプライン嵌合部への異物侵入を防止するシール部材150を配設する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内周に複列の軌道面が形成された外輪と、一端に車輪取付フランジを有すると共に外周に複列の軌道面を有し、ハブ輪と内輪からなる内方部材と、前記外輪と内方部材のそれぞれの軌道面間に介装された複列の転動体とを備え、前記ハブ輪の小径段部の端部を加締めることによりハブ輪と内輪を一体化し、前記ハブ輪のステム部挿入孔に等速自在継手の継手外輪のステム部を挿入してスプライン嵌合させた車輪用軸受装置において、前記ハブ輪ステム部挿入孔の内周面に、ハブ輪に対して継手外輪のステム部を軸方向で位置規制するストッパ部を設け、前記ステム部の先端側でのねじ結合によるストッパ部のステム部位置規制状態で前記ハブ輪の加締部と継手外輪の肩部との間に軸方向すきまを形成し、前記軸方向すきまを介したスプライン嵌合部への異物侵入を防止するシール部材を配設したことを特徴とする車輪用軸受装置。
IPC (2件):
B60B 35/14 ,  B60B 35/16
FI (3件):
B60B35/14 U ,  B60B35/14 Z ,  B60B35/16 C
引用特許:
出願人引用 (2件)

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