特許
J-GLOBAL ID:200903080502308857

防錆油組成物とその被膜を形成した油井管用ねじ継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-279695
公開番号(公開出願番号):特開2001-099364
出願日: 1999年09月30日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】【課題】 コンパウンドグリスを使用することなく、錆の発生を抑制し、締付けトルクの不安定を解消して、耐焼付き性と気密性に優れた油井管用ねじ継手とその油井管用ねじ継手に用いる防錆油組成物を提供する。【解決手段】 ねじ継手を構成するボックスとピンのいずれか一方に固体潤滑被膜を形成し、他方に防錆被膜を形成する。あるいは、ボックスとピンの双方に固体潤滑被膜を形成し、更にボックスとピンの少なくともいずれか一方の固体潤滑被膜の上に防錆被膜を形成する。固体潤滑被膜は、樹脂またはM(金属)-Oを骨格とする無機高分子化合物の被膜とする。防錆被膜は、カルボン酸のアルカリ金属塩および/またはカルボン酸のアルカリ土類金属塩を含有し、鹸化価が20〜150mgKOH/g、全塩基価が15〜100mgKOH/gで、アルカリ金属とアルカリ土類金属の含有量が合計で2〜20mass%である防錆油組成物の被膜とする。防錆油組成物は黒鉛と二硫化モリブデンと有機Mo化合物の1種以上からなる潤滑剤を5〜30mass%含有することが好ましい。
請求項(抜粋):
カルボン酸のアルカリ金属塩および/またはカルボン酸のアルカリ土類金属塩を含有し、鹸化価が20〜150mgKOH/g、全塩基価が15〜100mgKOH/gで、アルカリ金属とアルカリ土類金属の含有量が合計で2〜20mass%であることを特徴とする防錆油組成物。
IPC (2件):
F16L 15/04 ,  C23F 11/00
FI (2件):
F16L 15/04 A ,  C23F 11/00 B
Fターム (6件):
3H013JA04 ,  4K062AA01 ,  4K062BB06 ,  4K062FA01 ,  4K062GA01 ,  4K062GA10
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (4件)
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