特許
J-GLOBAL ID:200903080528006425

車両の揺動減衰装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-337122
公開番号(公開出願番号):特開平6-183240
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】路面からの振動入力があったときに、大きな制振効果を発揮する。【構成】複動両ロッド油圧シリンダ20FL〜20RRを各車輪2FL〜2RR位置に配置し、対角線上の油圧シリンダ同志を電磁方向切換弁28A及び28Bを介装したクロス配管26A,26B及び27A,27Bで連通し、クロス配管26A,27Aに可変絞り29FL〜29RRを介装すると共に、可変絞り30FL〜30RRを介してアキュムレータ31FL〜31RRに接続し、車体6にロールやピッチを生じないときには各油圧シリンダの上圧力室同志、下圧力室同志を連通することにより、対角線上の一方の車輪への路面入力を吸収しながら他方の車輪の接地荷重を増加させて、大きな制振効果を発揮し、ロールやピッチを生じるときには、対角線上の油圧シリンダの異なる圧力室間を連通することにより、車体6の姿勢変化を抑制する。
請求項(抜粋):
車体の路面に対する揺動に応じて減衰力を発生させる車両の揺動減衰装置において、車体と各輪との間に個別に介挿した流体圧シリンダを有し、前右輪及び後左輪の各流体圧シリンダの組と前左輪及び後右輪の各流体圧シリンダの組とで、各組内で夫々車体に作用する流体圧反力の方向が一致するように互いの上圧力室同志又は上圧力室と下圧力室とを接続可能に構成したことを特徴とする車両の揺動減衰装置。

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