特許
J-GLOBAL ID:200903080545691867

複数のドット形成要素群を用いた変則送り印刷

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-319199
公開番号(公開出願番号):特開2001-138577
出願日: 1999年11月10日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】 多数のドット形成要素を備えた印刷ヘッドを用いて高品位の印刷画質を得る。【解決手段】 印刷ヘッドは、N個のノズルを備えており、隣接する2つのノズル群の間の副走査方向に沿った最小要素ピッチはk・Dである。また、N個のノズルは、それぞれN/M個のノズルを含むM個(MとN/Mはそれぞれ2以上の整数)のノズル群に分類されている。i番目と(i+1)番目のノズル群とは群間ピッチpgi ・Dだけ副走査方向にずれている。印刷の動作は、M個のノズル群が同一のドット形成可能位置パターンを有するように、かつ、M個のノズル群のそれぞれのドット形成可能位置パターンを互いにシフトさせることによって印刷領域内のすべてのドット位置でドットが形成可能になるように行われる。また、副走査は、複数の異なる送り量の組合せを用いて行われる。
請求項(抜粋):
印刷媒体上の印刷領域内でドットを形成することによって印刷を行う印刷装置であって、印刷ヘッドと、前記印刷ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を第1の走査方向に移動させる第1の走査駆動部と、前記印刷ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を前記第1の走査方向とは直交する第2の走査方向に移動させる第2の走査駆動部と、印刷イメージデータに基づいて前記印刷ヘッドを駆動することによって前記印刷媒体上にドットを形成する印刷ヘッド駆動部と、を備え、前記印刷ヘッドはN個(Nは4以上の整数)のドット形成要素を備え、前記印刷ヘッド内における隣接する2つのドット形成要素の間の前記第2の走査方向に沿った最小要素ピッチはk・D(kは整数、Dは印刷解像度に相当するドットピッチ)であり、前記N個のドット形成要素はそれぞれN/M個のドット形成要素を含むM個(MとN/Mはそれぞれ2以上の整数)のドット形成要素群に分類されており、前記M個のドット形成要素群の中のi番目(iは1〜(M-1)の整数)と(i+1)番目のドット形成要素群とは群間ピッチpgi ・D(pgi は前記kとは異なる整数)だけ前記第2の走査方向にずれており、前記第1および第2の走査駆動部と前記印刷ヘッド駆動部とは、前記M個のドット形成要素群が同一のドット形成可能位置パターンを有するように、かつ、前記M個のドット形成要素群のそれぞれの前記ドット形成可能位置パターンを互いにシフトさせることによって前記印刷領域内のすべてのドット位置でドットが形成可能になるように、前記印刷ヘッドと前記印刷媒体とを駆動し、前記第2の走査駆動部は、複数の異なる送り量の組合せを用いて前記印刷ヘッドと前記印刷媒体の少なくとも一方を前記第2の走査方向に搬送する、印刷装置。
IPC (2件):
B41J 2/51 ,  B41J 2/01
FI (2件):
B41J 3/10 101 E ,  B41J 3/04 101 Z
Fターム (9件):
2C056EA04 ,  2C056EC11 ,  2C056EC12 ,  2C056EC31 ,  2C056EC34 ,  2C056EC74 ,  2C056HA07 ,  2C056HA22 ,  2C062KA03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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