特許
J-GLOBAL ID:200903080571461233

内燃機関の可変圧縮比機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-225324
公開番号(公開出願番号):特開平11-062648
出願日: 1997年08月21日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 偏心ベアリングが長ストローク設定位置や短ストローク設定位置からずれないようにして圧縮比の変化を防止し、これによって可変圧縮比機構に作動不良を生じさせないようにすること。【解決手段】 ベアリングロック位置における偏心ベアリング2のロック状態は、付勢手段のみによってロックピン10を偏心ベアリング2に設けた第1油圧室19または第2油圧室21に係合することでなし、この係合の解除にのみ前記オイルポンプによる油圧力を作用させる。
請求項(抜粋):
ピストンとクランクシャフトとをつなぎピストンのシリンダ内における往復運動をクランクシャフトの回転運動に変換するコンロッドのうち前記クランクシャフト側に位置するリング状部分であるコンロッド大端部とこのコンロッド大端部に内嵌される前記クランクシャフトのクランクピンとの間に介在されて、これらコンロッド大端部の内周面とクランクピンの外周面との間で回転可能に取付けられる偏心ベアリングと、この偏心ベアリングをその周方向における所定の位置で付勢手段による付勢力を用いてロックするとともに前記付勢力に抗する油圧力を油圧手段によって付与することで前記ロックの解除をなすロック手段とを備え、このロック手段によって前記偏心ベアリングがロックされる前記所定の位置の違いによってピストンストロークを変更することでシリンダ容積が燃焼室容積の何倍かで表す圧縮比を変えられるようにした内燃機関の可変圧縮比機構において、前記ロック手段は、これによる前記偏心ベアリングのロック状態の維持を付勢手段の付勢力のみによってなし、前記油圧手段による油圧力は前記ロック状態の解除にのみ作用するようにしたことを特徴とする内燃機関の可変圧縮比機構。
IPC (3件):
F02D 15/02 ,  F02B 75/04 ,  F02F 3/00
FI (3件):
F02D 15/02 C ,  F02B 75/04 ,  F02F 3/00 F
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭58-038343
  • 内燃機関の可変圧縮比装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-161544   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開昭58-038343

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