特許
J-GLOBAL ID:200903080597544692

高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-307739
公開番号(公開出願番号):特開2003-117705
出願日: 2001年10月03日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン系サーメット基体の表面に、(a)0.05〜0.5μmの平均層厚を有し、組成式:(Ti1-XAlX)N(ただし、原子比で、Xは0.05〜0.25を示す)を満足し、X線回折装置による測定で、(111)面に最高ピークが現われ、最高ピークの半価幅が2θで0.8度以下であるX線回折パターンを示すTi基複合窒化物層からなる結晶配向履歴層を介して、(b)2〜10μmの平均層厚を有し、組成式:(Ti1-YAlY)N(ただし、原子比で、Yは0.4〜0.7を示す)を満足し、X線回折装置による測定で、(111)面に最高ピークが現われ、最高ピークの半価幅が2θで0.8度以下であるX線回折パターンを示すTiとAlの複合窒化物層からなる硬質被覆層を物理蒸着してなる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体または炭窒化チタン系サーメット基体の表面に、(a)0.05〜0.5μmの平均層厚を有し、組成式:(Ti1-XAlX)N(ただし、原子比で、Xは0.05〜0.25を示す)を満足し、さらに、Cu-Kα線を用いたX線回折装置による切刃のすくい面および逃げ面の測定で、(111)面に最高ピークが現われ、かつ前記最高ピークの半価幅が2θで0.8度以下であるX線回折パターンを示すTi基複合窒化物層からなる結晶配向履歴層を介して、(b)2〜10μmの平均層厚を有し、組成式:(Ti1-YAlY)N(ただし、原子比で、Yは0.4〜0.7を示す)を満足し、同じくCu-Kα線を用いたX線回折装置による切刃のすくい面および逃げ面の測定で、(111)面に最高ピークが現われ、かつ前記最高ピークの半価幅が2θで0.8度以下であるX線回折パターンを示すTiとAlの複合窒化物層からなる硬質被覆層を物理蒸着してなる、高速切削加工で硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (2件):
B23B 27/14 ,  C23C 14/06
FI (3件):
B23B 27/14 A ,  C23C 14/06 A ,  C23C 14/06 M
Fターム (14件):
3C046FF03 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF16 ,  3C046FF19 ,  3C046FF25 ,  4K029AA04 ,  4K029BA58 ,  4K029BB02 ,  4K029BC02 ,  4K029BD03 ,  4K029CA03 ,  4K029DD06 ,  4K029FA04
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 被覆硬質工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-312815   出願人:日立ツール株式会社, バルツェルスアクチェンゲゼルシャフト
  • 被覆硬質合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-310132   出願人:日立ツール株式会社
  • 表面被覆切削工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-286920   出願人:三菱マテリアル株式会社
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