特許
J-GLOBAL ID:200903080627871588

楕円曲線暗号の処理方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 文廣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-108500
公開番号(公開出願番号):特開2002-304120
出願日: 2001年04月06日
公開日(公表日): 2002年10月18日
要約:
【要約】【課題】 楕円曲線暗号の高速処理を目的として、正規基底で乗算が高速に実行できるような有限体を見出すことにある。【解決手段】ガロア拡大体GF(Pm )において、標数Pと拡大次数mを同一の素数Pとした拡大体GF(PP )を用いることにより、課題を解決した。GF(P)上のP次既約多項式f(x)=xP -xP-1 +1において, f(ω)=0となるωの共役集合が拡大体GF(PP )において正規基底に含まれることを立証した。正規基底でかつ自己双対基底表現による高速の乗算を可能にした。例えば、本発明ではGF(3131)やGF(6161)を用いることができる。GF(3131)の場合、3131≒2155 となるので、鍵長は約160ビットに相当し、従来のGF(2160 )の鍵長とほぼ同等であるが、乗算回数は(5m2 -m)/2回で済み、従来のものの(m3 -3m)/2回より少ない
請求項(抜粋):
ガロア拡大体GF(Pm )を定義体にもつ楕円曲線暗号の処理方法において、ガロア拡大体GF(Pm )の標数Pと拡大次数mの値に同一の素数を用いることを特徴とする楕円曲線暗号処理方法。
IPC (2件):
G09C 1/00 620 ,  G09C 1/00 650
FI (2件):
G09C 1/00 620 Z ,  G09C 1/00 650 A
Fターム (3件):
5J104AA25 ,  5J104JA25 ,  5J104NA16
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
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