特許
J-GLOBAL ID:200903080650041991

容量可変型圧縮機の制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-186348
公開番号(公開出願番号):特開2001-173556
出願日: 2000年06月21日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】容量可変型圧縮機の吐出容量を広範囲にわたって直接的に制御できると共に、特に最低吐出容量付近での容量制御性に優れた制御弁を提供する。【解決手段】制御弁は、弁内通路の一部を構成する弁室46と、前記通路内に配置された弁体43付き作動ロッド40と、冷媒循環回路に設定された二つの圧力監視点P1,P2間の差圧(PdH-PdL)に感応する可動壁54とを備える。一次圧としての前記差圧は作動ロッド40を押し下げる方向に作用し、更に作動ロッド40には二次圧として圧力(PdL-Pc)が同方向に作用する。他方、ソレノイド部100が発生する電磁力Fは作動ロッド40を上方に付勢する。主として前記一次圧及び二次圧の複合作用と電磁付勢力Fとのバランスによって作動ロッド40(弁体部43)の位置決め即ち弁開度調節が行われ、その結果、圧縮機の吐出容量が制御される。
請求項(抜粋):
容量可変機構に作用する制御圧に基づいて吐出容量を変更可能な容量可変型圧縮機に用いられる制御弁であって、その制御弁内に設定された弁内通路の一部を構成すべくバルブハウジング内に区画された弁室と、前記弁室内に移動可能に設けられ該弁室内での位置に応じて前記弁内通路の開度を調節可能な弁体と、冷媒循環回路に設定された二つの圧力監視点間の差圧に感応すると共に一次圧としての前記差圧に基づいて前記弁体を押圧可能とする第1の感圧構造と、前記一次圧とは異なる二次圧に感応すると共にその二次圧に基づいて前記弁体を押圧可能とする第2の感圧構造とを備え、前記一次圧と前記二次圧との複合作用によって前記弁体を弁室内で位置決めし弁内通路の開度を調節することで前記制御圧を制御することを特徴とする容量可変型圧縮機の制御弁。
IPC (3件):
F04B 27/14 ,  F04B 49/00 361 ,  F16K 31/06 340
FI (3件):
F04B 49/00 361 ,  F16K 31/06 340 ,  F04B 27/08 S
Fターム (44件):
3H045AA04 ,  3H045AA12 ,  3H045AA27 ,  3H045BA02 ,  3H045BA14 ,  3H045BA37 ,  3H045CA02 ,  3H045CA03 ,  3H045CA07 ,  3H045CA13 ,  3H045CA26 ,  3H045CA29 ,  3H045CA30 ,  3H045DA25 ,  3H045DA43 ,  3H045DA47 ,  3H045EA04 ,  3H045EA14 ,  3H045EA16 ,  3H045EA33 ,  3H045EA35 ,  3H045EA42 ,  3H076AA06 ,  3H076BB04 ,  3H076BB32 ,  3H076BB36 ,  3H076CC12 ,  3H076CC16 ,  3H076CC20 ,  3H076CC84 ,  3H076CC94 ,  3H076CC95 ,  3H076CC99 ,  3H106DA05 ,  3H106DA23 ,  3H106DB02 ,  3H106DB12 ,  3H106DB23 ,  3H106DB32 ,  3H106DC02 ,  3H106DD09 ,  3H106EE07 ,  3H106KK17 ,  3H106KK23
引用特許:
出願人引用 (7件)
  • 特許第2567947号
  • 可変容量圧縮機用制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-335739   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 可変容量型圧縮機用制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-250156   出願人:株式会社不二工機, 株式会社ゼクセル
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審査官引用 (7件)
  • 特許第2567947号
  • 可変容量圧縮機用制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-335739   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 可変容量型圧縮機用制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-250156   出願人:株式会社不二工機, 株式会社ゼクセル
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