特許
J-GLOBAL ID:200903080799435496

パンタグラフの接触力の測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-298447
公開番号(公開出願番号):特開平11-136804
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 既設のパンタグラフを用いて舟体に特別の加工をすることなく、架線とパンタグラフの間で相互に作用する接触力を連続的に測定すること。【解決手段】 舟体4に補助すり板3とすり板2を隙間L3を設けて締結し、舟体4の底面の舟体支持ばね5から距離L1,距離L2離れた位置に、それぞれ舟体変形測定用歪ゲージ7と舟体揚力測定用歪ゲージ8を取り付け、さらに舟体4の底面の中央部に舟体加速度センサ9を取り付ける。上記変形測定用歪ゲージ7、舟体揚力測定用歪ゲージ8により検出される変形歪量と、舟体加速度センサ9により検出される舟体の加速度を演算器10に入力し、演算器10により架線とパンタグラフの間で相互に作用する接触力を求める。
請求項(抜粋):
電気鉄道集電システムである架線とパンタグラフの間で相互に作用する接触力を測定する方法であって、舟体に、所定の隙間を設けてすり板と補助すり板を締結し、上記舟体の底面であって上記補助すり板の真下の範囲内に、舟体変形測定用歪ゲージおよび舟体揚力測定用歪ゲージを取り付けるとともに、上記舟体の中央部の底面に舟体加速度センサを取り付け、上記舟体変形測定用歪ゲージの取り付け位置を、舟体支持ばねの取り付け位置から第1の距離L1だけ離れた位置とし、上記舟体揚力測定用歪ゲージの取り付け位置を舟体支持ばねの取り付け位置から第2の距離L2(L2>L1)だけ離れた位置とし、上記舟体変形測定用歪ゲージの変形歪量と、上記舟体揚力測定用歪ゲージの変形歪量と、上記舟体加速度センサにより検出される加速度を演算器に入力し、上記演算器により、すり板を架線のトロリ線に押し付けた際のすり板の接触力を算出することを特徴とするパンタグラフ接触力測定方法。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • パンタグラフ接触力測定方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-109044   出願人:財団法人鉄道総合技術研究所
  • パンタグラフ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-348590   出願人:株式会社高岳製作所, 東海旅客鉄道株式会社, オリックス・レンテック株式会社

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