特許
J-GLOBAL ID:200903080805734409

内燃機関のための燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-525286
公開番号(公開出願番号):特表平9-512325
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】本発明は、内燃機関のための燃料噴射装置であって、燃料を低圧室(7)から高圧導管(9,21)を介して、供給しようとする内燃機関の燃焼室内に突入する少なくとも1つの噴射弁(23)に送るための燃料圧送ポンプ(1)と、少なくとも1つの高圧導管(9,21)内で最大燃料貫流量を制限する貫流制限弁(27)とを備えており、該貫流制限弁(27)が、軸方向で摺動可能な弁部材(35)を有していて、該弁部材(35)が、その閉鎖位置で噴射弁(23)に向かう方向に流れる燃料によって、最大燃料貫流量を越えた時に戻しばね(43)のばね力に抗して弁座(39)に当てつけられるようになっており、弁座(39)から持ち上げられた弁部材(35)を通る燃料貫流量が、弁部材(35)に設けられた少なくとも1つの絞り箇所(49,50)によって調節可能である形式のものに関する。この場合、最小の漏れ量を検出することができるようにするために、貫流制限弁(27)は、弁部材(35)が各噴射毎に弁座(39)に向かう方向で1回のストローク運動を行うが、この弁座(39)には高圧導管が非気密な状態でのみ達するように構成されており、少量の漏れ量においては、弁部材(35)の初期位置が噴射段階中に弁座(39)に向かう方向で移動するようになっている。
請求項(抜粋):
内燃機関のための燃料噴射装置であって、燃料を低圧室(7)から高圧導管(9,21)を介して、供給しようとする内燃機関の燃焼室内に突入する少なくとも1つの噴射弁(23)に送るための燃料圧送ポンプ(1)と、少なくとも1つの高圧導管(9,21)内で最大燃料貫流量を制限する貫流制限弁(27)とを備えており、該貫流制限弁(27)が、軸方向で摺動可能な弁部材(35)を有していて、該弁部材(35)が、その閉鎖位置で噴射弁(23)に向かう方向に流れる燃料によって、最大燃料貫流量を越えた時に戻しばね(43)のばね力に抗して弁座(39)に当てつけられるようになっており、弁座(39)から持ち上げられた弁部材(35)を通る燃料貫流量が、弁部材(35)に設けられた少なくとも1つの絞り箇所(49,50)によって調節可能である形式のものにおいて、 弁部材(35)の絞り横断面と戻しばね(43)のばね強度が、噴射弁(23)における流過率に応じて、噴射弁(23)における噴射過程中に既に、貫流制限弁(27)の弁部材(35)の閉鎖方向での、最大ストロークよりも小さい調節運動が得られるように調節されており、 貫流制限弁(27)の弁部材(35)が、損傷のない運転時の噴射中断中にその初期位置に戻るようになっており、 貫流制限弁(27)と噴射弁(23)との間の高圧導管(21)が非気密である場合には、貫流制限弁(27)の弁部材(35)が、その初期位置に戻らないようになっている、 ことを特徴とする、内燃機関のための燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02M 55/02 350 ,  F02M 55/00 ,  F02M 55/02 330 ,  F02M 63/00
FI (5件):
F02M 55/02 350 P ,  F02M 55/00 D ,  F02M 55/02 330 C ,  F02M 55/02 350 F ,  F02M 63/00 R
引用特許:
審査官引用 (1件)

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