特許
J-GLOBAL ID:200903080823348508

データ伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-301826
公開番号(公開出願番号):特開平7-123079
出願日: 1993年12月01日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】折り返し遅延時間が長いシステムで、比較的簡単なプロトコルで、スループットを維持し、バッファ・サイズ、端末の消費電力を小さくすることを目的とする。【構成】1回の送信で連続するM個のブロックを1グループとして連続的に送信し、受信側でこのMブロックに順次誤り検出を行い、確認応答ACKまたは再送要求応答NAKを送り返す。i番目のブロックに誤りが検出されたとすると、i番目のブロック以降、M番目までのブロックを廃棄し、送信側にi番目のブロックに対する再送要求応答NAKを返す。再送要求応答NAKを受けた送信側では、i番目のブロックを先頭とするM+i-1番目までのMブロックを連続送信する。受信側ではこれに対して、1回目の場合と同じく順次誤り検出を行い、確認応答ACKまたは再送要求応答NAKを送り返す。このような処理を全ブロックが正しく受信されるまで続ける。
請求項(抜粋):
送信側から送信されたデータが受信側で誤りと判断された場合に、送信側からデータの再送を行うデータ伝送装置において、Nブロックのデータ信号の送信時間長に相当する折り返し遅延時間をもつ通信経路に対して、連続するMブロック(M<N)のデータ信号を送信する送信手段と、前記送信手段により送信されたデータ信号を受信し、受信したM個の信号ブロックについてあらかじめ送信側で各信号ブロックに付加した誤り検出用のビットを用いて順次誤りを検出する検出手段と、前記検出手段による誤り検出の結果、誤りが検出されなかった場合はそのブロックを利用者に出力すると同時に送信側に確認応答を送り返し、誤りが検出された場合にはそのブロックを出力しないで送信側に再送要求応答を送り返す応答手段と、前記応答手段により送り返された前記応答を受信し、その応答が再送要求応答であった場合、誤りの検出された信号ブロックを含めて連続するM個の信号ブロックを再送信する再送信手段を具備するデータ伝送装置。
IPC (2件):
H04L 1/16 ,  H04L 29/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭55-077254
  • データ伝送方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-276415   出願人:日本電信電話株式会社

前のページに戻る