特許
J-GLOBAL ID:200903080872004156

推力アクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-238179
公開番号(公開出願番号):特開平9-079291
出願日: 1995年09月18日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 動力伝達機構に衝撃吸収用のトーションスプリング3を介在させてモータ2の小型化を可能とした推力アクチュエータ1を提供すること。【解決手段】 動力伝達機構の大径ギヤ11と小径ギヤ13との間に介在されたトーションスプリング3は、モータ2の回転中にロッド4がロックして小径ギヤ13の回転が停止した時に、大径ギヤ11を通じて伝達されるモータ2の回転慣性エネルギによって回転方向に捩じり込まれ、その捩じり角に応じた捩じりトルクを蓄える。この時、モータ2の発生する回転トルクは、トーションスプリング3に蓄えられた捩じりトルクより小さい(トーションスプリング3の反力によってモータ2が逆回転しない程度の回転トルクを発生できれば良い)ので、モータ2の小型化、省電力化が計れる。
請求項(抜粋):
クラッチの噛み合いおよび離脱を行わせる推力アクチュエータであって、通電を受けて回転トルクを発生するモータと、このモータの回転トルクを増大して軸方向の推力に変換する動力伝達機構と、この動力伝達機構を介して推力が付与されることにより、軸方向に移動してクラッチ操作を行うロッドと、前記動力伝達機構に介在されて、前記クラッチを噛み合わせる時あるいは離脱させる時に前記ロッドに掛かる負荷が増大して前記ロッドの移動が停止した時に、前記モータの回転慣性エネルギを吸収して前記クラッチ操作に必要な推力を出力できるトルクを蓄えるトーションスプリングとを備え、前記モータは、前記ロッドの移動停止によって回転が停止した時に生じるロックトルクが、前記クラッチ操作に必要な推力に相当するトルクより小さいことを特徴とする推力アクチュエータ。
IPC (4件):
F16D 28/00 ,  B60K 17/344 ,  B60K 23/08 ,  F16H 19/04
FI (5件):
F16D 28/00 Z ,  F16D 28/00 A ,  B60K 17/344 B ,  B60K 23/08 Z ,  F16H 19/04 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-136331
  • 特開平2-136331
  • 四輪駆動車の駆動力分配制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-279575   出願人:カヤバ工業株式会社
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