特許
J-GLOBAL ID:200903080881598034

分散並列処理プログラムデバッグ方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-105264
公開番号(公開出願番号):特開平8-305606
出願日: 1995年04月28日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 共有するメモリを持たない複数のホスト上で分散して動作する並列処理プログラムに対して、各ホスト毎にデバッガを起動し、所定のコンソールにウィンドウを開いてデバッグすることを可能にする。【構成】 並列処理デバッガdb1がプログラムpg1をホスト1上で起動し、並列処理デーモンda1と通信して、他ホスト上で動作するプログラムのデバッグ情報を渡し、デバッグ情報テーブルdt1に格納しておく。プログラムpg1からの要求によって他のホスト上でプログラムpg1の起動を指示された並列処理デーモンda1は、ホスト2上の並列処理デーモンda2と通信し、プログラムpg2の起動指示とデバッグ情報テーブルdt1のエントリを送る。並列処理デーモンda2はホスト2上でプログラムpg2を起動する前にデバッグ情報テーブルdt1のコピーであるdt2のエントリを参照し、デバッグする必要があればデバッガdb2を起動する。デバッガdb2は、オプションでプログラムpg2の名前と結果を出力するホスト名を得て、デバッグ結果を出力コンソールのウィンドウw2に出力する。
請求項(抜粋):
複数のホストコンピュータ上でプログラムの処理を分割して動作させ、プログラムのスループットを向上させることを目的とし、ホストコンピュータ間で共有するメモリを持たず、各ホストごとに分散したメモリを持つ分散メモリの並列処理システムで、各ホストごとに他のホストとの通信を行ない、各ホスト上でプログラムの起動/終了を行う並列処理デーモンと、プログラムの並列動作を行うために、他ホストでのプログラムの起動/終了や他ホストとのメッセージの送信/受信のAPIを提供する並列処理ライブラリから成る分散並列処理システムにおいて、各ホスト上でプログラム毎に起動され、各ホストの各デバッガ毎にウィンドウを表示して各ホストの各プログラムのデバッガを可能とする並列処理デバッガと、並列処理デバッガと通信することによって他ホスト上で起動するプログラムのデバッグを選択したり、他ホストからのプログラム起動指示によって、自ホスト上でプログラムを起動する際に必要ならデバッガを起動してからプログラムを起動する並列処理デーモンと、並列処理デバッガからの指定によって並列処理デーモンの内部に生成され、デバッグしないプログラムの名前や特定のプログラムを特定のホストで実行されるようなスケジューリングの指示、各ホスト上の動作状況を表示し、デバッガに対するコマンド入力を受けつけるホストの名前を記録するデバッグ情報テーブルとを有することを特徴とする分散並列処理プログラムデバッグ方式。
IPC (2件):
G06F 11/28 ,  G06F 15/16 450
FI (3件):
G06F 11/28 A ,  G06F 11/28 J ,  G06F 15/16 450 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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