特許
J-GLOBAL ID:200903080896506500

ソーナー装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-019016
公開番号(公開出願番号):特開平10-221432
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】 従来は、アクティブ・ソーナーの送信残響がパッシブ・ソーナーの受信処理に影響し性能が低下し、また不要な残響信号部分がパッシブ受信において受信信号の飽和を発生し処理性能が低下する。更に、アクティブ処理系と同じ残響抑圧処理を行う従来装置では、残響部分が過度に抑圧されすぎる。【解決手段】 受信信号6は、周波数別分波回路171に入力されてアクティブ受信帯域信号a及びパッシブ受信帯域信号bに分割される。積分回路172、173は、過去の時間毎の残響レベルの平均値を算出して記憶する。抑圧利得発生回路174、175は、タイミング信号毎に抑圧残響抑圧利得c、dを出力する。乗算回路177、178はそれぞれアクティブ帯域及びパッシブ帯域の残響抑圧利得c及びdと、増幅された受信信号6を乗算し、残響部分が飽和レベルを越えることのない、適正な残響抑圧を行った受信信号を出力する。
請求項(抜粋):
アクティブ・パッシブの同時捜索を行うソーナー装置において、水中への音波送信後の残響を含む音波の受信信号を前記アクティブ及びパッシブの使用する周波数帯域毎に分波してアクティブ受信帯域信号とパッシブ受信帯域信号を出力する分波手段と、前記分波手段からの前記アクティブ受信帯域信号のレベルを経過時間毎に平均し記憶する第1の平均値記憶手段と、前記分波手段からの前記パッシブ受信帯域信号のレベルを経過時間毎に平均し記憶する第2の平均値記憶手段と、前記第1の平均値記憶手段の出力信号に基づき次探信の経過時間毎のアクティブ残響抑圧利得を出力する第1の残響抑圧利得出力手段と、前記第2の平均値記憶手段の出力信号に基づき次探信の経過時間毎のパッシブ残響抑圧利得を出力する第2の残響抑圧利得出力手段と、前記受信信号を前記アクティブ残響抑圧利得と乗算して出力する第1の乗算回路と、前記受信信号を前記パッシブ残響抑圧利得と乗算して出力する第2の乗算回路とを有することを特徴とするソーナー装置。
IPC (4件):
G01S 7/526 ,  G01S 3/86 ,  G01S 7/527 ,  G01S 7/536
FI (3件):
G01S 7/52 J ,  G01S 3/86 ,  G01S 7/66
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ソーナー受信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-041517   出願人:日本電気エンジニアリング株式会社
  • パッシブ受信回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-335904   出願人:日本電気エンジニアリング株式会社

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