特許
J-GLOBAL ID:200903080941855449

電磁誘導型記憶カードへのデータ書込み方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-131000
公開番号(公開出願番号):特開平8-305811
出願日: 1995年05月01日
公開日(公表日): 1996年11月22日
要約:
【要約】【目的】 電磁誘導型記憶カードに電磁結合方式でデータを書込む際に、データ書込み装置がカードの表裏及び方向性を問わずに自動的に書込めるようにする。【構成】 カード1には、その中央点を通過する装填の直線上で、中央点に関して対称な位置関係で受信用コイル2〜6を配設し、また前記直線上のカード端部に透明な特異部7を構成しておく。一方、データ書込み装置には、カード1の一方向の装填状態で受信用コイル2〜6に近接対向する位置に送信用コイル13〜16を配設すると共に、特異部7の有無を検出するセンサ部17とその出力で送信用コイル13〜16の機能整列順を反対順序に切換えるスイッチ回路42を設ける。センサ部17の出力でカード1の装填方向を判別し、スイッチ回路42で受信用コイル2〜6と送信用コイル13〜16の機能を対応させる。
請求項(抜粋):
給電機能コイルを含む複数個の受信用コイルが配設された電磁誘導型記憶カードをデータ書込み装置の所定位置に装填し、その装填状態で前記カードの各受信用コイルと前記装置側の各送信用コイルを近接対向させ、双方の各コイル間の電磁誘導結合状態で前記カード側へ給電を行いながらデータの書込みを行う電磁誘導型記憶カードへのデータ書込み方法において、電磁誘導型記憶カードには、そのカードの略中央点を通過してデータ書込み装置に対する装填方向へ伸びる直線上であって、前記中央点に関して対称性を有する位置に各受信用コイルを配設すると共に、前記直線上であって前記中央点以外の位置に他の部分と異なる光学的性質又は磁気的性質を有した特異部を構成しておき、一方、データ書込み装置側には、前記電磁誘導型記憶カードの順方向装填状態で該カードの各受信用コイルに近接対向する位置にそれら受信用コイルと機能が対応する各送信用コイルを配設しておくと共に、該カードに係る特異部の検出の有無によって該カードの装填状態が順方向か逆方向かを判別する判別手段と、各送信用コイルに対する信号線の接続状態を各送信用コイルの機能整列順を反対順序とするように切換える切換え手段を設け、前記電磁誘導型記憶カードの装填により、前記判別手段が順方向を判別した場合には、前記切換え手段が切換えを行わずに該カードへのデータ書込みを実行し、前記判別手段が逆方向を判別した場合には、前記切換え手段が切換えを行った後に該カードへのデータ書込みを実行することを特徴とした電磁誘導型記憶カードへのデータ書込み方法。
IPC (3件):
G06K 17/00 ,  G06K 19/07 ,  G06K 19/077
FI (3件):
G06K 17/00 F ,  G06K 19/00 H ,  G06K 19/00 K
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-258191
  • ICカードシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-179127   出願人:日本信号株式会社

前のページに戻る