特許
J-GLOBAL ID:200903080952321594

内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-502581
公開番号(公開出願番号):特表平8-512112
出願日: 1994年06月23日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】内燃機関は一対またはそれ以上の対の第1、第2のシリンダ(12、14)を包含し、第1シリンダ(12)が第2シリンダ(14)よりも大きい行程容積を有し、第1、第2のピストン(16、18)がこれらシリンダ内で往復動できるようになっている。第2ピストン(18)が、駆動ステム(234)を有し、第2シリンダ(14)を、第2ピストンの駆動ステムを収容する第1容積部(15a)と、2つのピストン間の第2容積部(15b)とに分割している。吸気口(25)および排気口(27)が第1シリンダ(12)に設けてある。両ピストンがほぼそれらの上死点位置にあるときにピストン(16、18)間に共通の燃焼スペース(20)が形成され、この燃焼スペース(20)が第2容積部を包含している。圧縮行程の終わり付近で移送手段(39、128、391)が第1容積部(15a)と燃焼スペース(20)間のガスの流れを可能とすると共に、抑制手段(128)が第2ピストン(18)の圧縮行程の終わり付近で第1容積部から第2容積部内への燃料/空気混合物の移動を抑制する。第2ピストンの吸気行程中に燃料噴射器(34)が第1容積部に燃料を与える。この内燃機関は、また、第2ピストン(18)を駆動する駆動手段も有し、この駆動手段は第1ピストン(16)の膨張行程の少なくとも一部で第2ピストン(18)をほぼその上死点位置に維持する手段を包含する。
請求項(抜粋):
内燃機関であって、 少なくとも一対の第1、第2のシリンダ(12、14)であり、前記第1シリンダ(12)が前記第2シリンダ(14)よりも大きい行程容積を有する第1、第2のシリンダ(12、14)と、 前記シリンダ内で往復動することができる第1、第2のピストン(16、18)であり、前記第2ピストン(18)が駆動ステム(234)を有し、前記第2シリンダ(14)を前記駆動ステムを収容する第1容積部(15a)と前記2つのピストン間の第2容積部(15b)とに分割している第1、第2のピストン(16、18)と、 前記第1シリンダ(12)と連通する吸気手段(25)と、 前記第1シリンダ(12)と連通する排気手段(27)と、 前記両ピストンがほぼそれらの上死点位置にあるときに前記両ピストン(16、18)間に共通の燃焼スペース(20)を構成する手段であり、前記燃焼スペースが前記第2容積部(15b)を包含している手段と、 膨張行程の終了付近で前記第1、第2の容積部(15a、15b)の間のガスの流れを可能とする移送手段(39、128)と、 前記第2ピストン(18)の膨張行程の終了付近まで前記第1容積部から前記第2容積部までの燃料/空気混合物の移動を抑制する抑制手段(128、C)と、 前記第1容積部(15a)へ燃料を与える第1燃料源(34、70)と、 前記第2ピストン(18)を駆動する駆動手段(D)であり、前記第1ピストン(16)の膨張行程の少なくとも一部で前記第2ピストン(18)をその上死点位置またはその付近にほぼ停止状態に維持する手段を包含する駆動手段(D)とを包含することを特徴とする内燃機関。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-106321
  • 特表平1-500766
  • 特開平2-286820
全件表示

前のページに戻る