特許
J-GLOBAL ID:200903080958955544

二色多重現像方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-072433
公開番号(公開出願番号):特開平8-248731
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月27日
要約:
【要約】【目的】 第1トナーの第2現像器内への混入を軽減し、また第1トナーが第2現像器内に混入した場合に、その第1トナーを第2現像器に蓄積させることなく分離回収でき、画像へ影響させずに、容易に高品質な二色画像を得ることである。【構成】 第2現像に、磁性トナー(第2トナー)を用いる磁性一成分非接触交互電界現像法を採用する。その現像バイアスの交互バイアスとして、トナーを感光ドラムから第2現像器の現像スリーブ方向に移動する戻し電圧への、飛ばし電圧からの変化が緩やかなものを使用する。また第2現像器へ混入後の第1トナーの平均帯電量を第2トナーよりも小さくする。【効果】 交互バイアスの戻し電圧への変化を緩やかにしたので、感光ドラムの第1トナーの第2現像器への混入を軽減でき、また混入した第1トナーの帯電量を小さくしたので、第1トナーを第2現像器に蓄積させずに、分離回収できる。
請求項(抜粋):
電子写真潜像形成媒体を一様帯電し、画像露光して、潜像形成媒体上に第1静電潜像を形成し、その第1静電潜像を第1現像器により第1トナーを単独またはこれと磁性キャリアと混合した形で用いて第1現像し、ついで潜像形成媒体を再度一様帯電し、画像露光して、潜像形成媒体上に第2静電潜像を形成し、その第2静電潜像を第2現像器により第1トナーと同極性で色の異なる第2トナーを用いて第2現像し、潜像形成媒体上に二色画像を形成する二色多重現像方法において、第2現像器による第2現像法は、第2トナーとして磁性トナーを用い、現像器のトナー担持体を潜像形成媒体と間隙を開けて配置し、その間隙に現像バイアスにより交互電界を形成して現像を実行する磁性1成分非接触交互電界現像法であり、その交互電界の1周期内に、トナー担持体からトナーを潜像形成媒体側に向かう方向に移動させる向きのピーク値Vmax、持続時間T1 の飛ばし電圧と、潜像形成媒体からトナーをトナー担持体側に向かう方向に移動させる向きのピーク値Vmin、持続時間T2 の戻し電圧を有し、その飛ばし電圧から戻し電圧に移行するのに要する時間をT(1-2) 、戻し電圧から飛ばし電圧に移行するのに要する時間をT(2-1) とすると、T(1-2) >T(2-1) であり、そして第1トナーの第2現像器内へ混入後の平均帯電量が、第2トナーの平均帯電量よりも小さいことを特徴とする二色多重現像方法。
IPC (4件):
G03G 15/01 117 ,  G03G 15/06 101 ,  G03G 15/08 503 ,  G03G 15/08 507
FI (4件):
G03G 15/01 117 B ,  G03G 15/06 101 ,  G03G 15/08 503 B ,  G03G 15/08 507 C
引用特許:
出願人引用 (15件)
  • 特開平4-097177
  • 二色画像形成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-248325   出願人:株式会社リコー
  • 多色画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-348362   出願人:キヤノン株式会社
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審査官引用 (15件)
  • 特開平4-097177
  • 二色画像形成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-248325   出願人:株式会社リコー
  • 多色画像形成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-348362   出願人:キヤノン株式会社
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