特許
J-GLOBAL ID:200903080976027760
花粉特異的ジンクフィンガー転写因子の遺伝子を用いて花粉稔性を低下させる方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-330681
公開番号(公開出願番号):特開2001-145430
出願日: 1999年11月19日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 雄性不稔に代表される植物形質の改変に有用な、葯の組織に特異的な遺伝子を利用する遺伝子工学的手法を提供する。【解決手段】 (i)特定の塩基配列を有するDNA、(ii)(i)の塩基配列を有するDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、花粉の発達を制御する転写因子をコードするDNA、又は(iii)(i)もしくは(ii)の断片であるDNAのいずれかである核酸と、この核酸に作動可能に連結されたプロモーターとを含む、植物発現カセットを準備し、花粉の発達を制御する内因性の転写因子を有する植物の細胞を提供する工程では内因性の転写因子をコードする遺伝子は、核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズされ、発現カセットを植物細胞に導入し、植物細胞を植物体に再生し、内因性の転写因子の発現が抑制された植物体を選択する。ただし、(ii)のDNAは、花粉の発達を制御する転写因子をコードするDNAを含まない。
請求項(抜粋):
雄性不稔性の植物を作出する方法であって:(i)配列番号1によって示される塩基配列の第1位から第777位までの配列を有するDNA、(ii)(i)の塩基配列を有するDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、花粉の発達を制御する転写因子をコードするDNA、または(iii)(i)もしくは(ii)の断片であるDNAのいずれかである核酸と、該核酸に作動可能に連結されたプロモーターとを含む、植物発現カセットを提供する工程、花粉の発達を制御する内因性の転写因子を有する植物の細胞を提供する工程であって、ここで、該内因性の転写因子をコードする遺伝子は、該核酸とストリンジェントな条件下でハイブリダイズする、工程、該発現カセットを該植物細胞に導入する工程、該発現カセットが導入された植物細胞を植物体に再生する工程、および該再生された植物体であって、該核酸が発現されることによって、該内因性の転写因子の発現が抑制された植物体を選択する工程を包含し、ただし、上記(ii)のDNAは、(iv)配列番号13によって示される塩基配列の第1位から第1886位までの配列を有するDNAとストリンジェントな条件下でハイブリダイズし、花粉の発達を制御する転写因子をコードするDNAを含まない、方法。
IPC (3件):
A01H 5/00
, C12N 5/10
, C12N 15/09 ZNA
FI (3件):
A01H 5/00 A
, C12N 5/00 C
, C12N 15/00 ZNA A
Fターム (24件):
2B030AD20
, 2B030CA14
, 2B030CA17
, 2B030CA19
, 4B024AA08
, 4B024CA04
, 4B024CA12
, 4B024DA01
, 4B024EA04
, 4B024FA01
, 4B024FA02
, 4B024FA07
, 4B024FA10
, 4B024GA11
, 4B024GA14
, 4B065AA88X
, 4B065AA88Y
, 4B065AA89X
, 4B065AA95Y
, 4B065AB01
, 4B065AC20
, 4B065BA03
, 4B065BA25
, 4B065CA53
引用特許:
前のページに戻る