特許
J-GLOBAL ID:200903081021871325

自転車用可逆駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-549072
公開番号(公開出願番号):特表2000-501359
出願日: 1998年05月14日
公開日(公表日): 2000年02月08日
要約:
【要約】使用者に強制していかなるレバーをも作動させることなく、ペダルの通常の回転力あるいは逆回転力によって自転車が前進することを可能にする自転車用可逆駆動装置。この駆動装置は、減少された部品数を有する簡単な構造を有し、後輪(10)が逆方向に回転可能であることを許容するので、自転車は後方へ移動できる。この駆動装置は、単一アセンブリに統合され、後輪ハブシャフト(11)あるいはペダルシャフト(21)のいずれかに取り外しのできるように取り付けられているので、この装置によって、使用者は、この装置を容易に修理あるいは変更することができ、この装置を製造している間の作業効率を改善する。2つの三日月形のストッパー(18)は、後輪フォーク(1)のシャフト保持ヨークが突然開放されることを効率的に防止するように固定シャフト(17)の各端部上に形成される。
請求項(抜粋):
自転車用可逆駆動装置であって、 後輪から離隔された位置の自転車の後輪の片側に取り外しのできるように、かつ回転できるように取り付けられている被駆動スプロケットであって、前記被駆動スプロケットが、チェーンを通してペダルの駆動スプロケットに接続されていて、ペダルの回転力を使用して後輪を回転させ、かつ内部歯および外部歯を有するリングギヤの形状にされていることと、 後輪の中心に固定され、かつ固定シャフトの上に回転できるように取り付けられ、後輪を固定シャフト上に回転できるように支持するハブシャフトと、 ハブシャフトとともに固定シャフトの周りに回転できるように前記ハブシャフト上に取り外しのできるように保持されている後輪ギヤであって、前記後輪ギヤが前記後輪ギヤと前記被駆動スプロケットとの間に形成される偏心ギャップを有する前記被駆動スプロケットの同心空洞に中心を離れて配置され、前記後輪ギヤが前記被駆動スプロケットの回転力を前記後輪に伝動することと、 固定シャフトを有し、偏心ギャップに配置され、かつ前記後輪ギヤの外部歯と常に係合する固定中間ギヤと、 可動シャフトを有し、前記被駆動スプロケットの内部歯と常に係合し、2つの位置、すなわち前記後輪ギヤを通常の方向に回転させるように前記被駆動スプロケットおよび前記固定中間ギヤの両方と係合する第1の位置および後輪ギヤを通常の方向に回転させるように被駆動スプロケットおよび後輪ギヤの両方と係合する第2の位置の間で移動可能であるように偏心ギャップに配置されている可動中間ギヤであって、前記可動中間ギヤが、前記被駆動スプロケットがペダルの通常の回転力により通常の方向に回転される場合に第1の位置に配置され、かつ前記被駆動スプロケットがペダルの逆回転力により逆方向に回転される場合に第2の位置に配置されていることと、 内部表面上に弧状の案内スロットを有し、前記後輪の固定シャフトに固定して取り付けられ、かつ前記後輪ギヤ、前記被駆動スプロケットおよび2つの中間ギヤを保持する固定ブラケットとを備え、前記案内スロットが、前記偏心ギャップに露出され、前記被駆動スロットの内部に歯を付けられた表面の曲率半径と同じ曲率半径を有し、かつ前記可動中間ギヤの可動シャフトを移動できるように保持することにより、前記可動中間ギヤが前記被駆動スプロケットの回転方向に従って第1の位置と第2の位置との間で移動可能としたことを特徴とする自転車用可逆駆動装置。
IPC (2件):
B62M 11/16 ,  F16H 3/04
FI (2件):
B62M 11/16 Z ,  F16H 3/04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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