特許
J-GLOBAL ID:200903081044710523

反射型カラー表示装置およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-177435
公開番号(公開出願番号):特開平11-024052
出願日: 1997年07月02日
公開日(公表日): 1999年01月29日
要約:
【要約】【課題】 紫外光を照射することにより液晶と高分子樹脂を相分離してなる高分子分散液晶を備える表示装置では、紫外光照射後に下側透明基板の外側に光反射板を形成する構成となってため、高分子分散液晶と光反射板との間に透明基板の厚さ分の間隔が生じてしまい、斜め方向から見た場合に表示が二重になって見にくい。【解決手段】 高分子分散液晶を狭持する両基板の内側に、カラーフィルターおよび光反射層を設ける構成とした。これにより、斜め方向から見た場合でも表示が二重に見えることがなく、明るく鮮明な反射型カラー表示が実現できる。光反射層に、可視光を反射し高分子分散液晶の相分離に必要な紫外光を透過する特性を持たせることで、光反射層を前もって透明基板内側に形成した後からでも、光反射層の後方から紫外光を照射して液晶と高分子樹脂を相分離させて高分子分散液晶を形成できる。
請求項(抜粋):
カラーフィルターと表示用透明画素電極を形成した第1の透明基板と、光反射層と表示用画素電極を形成した第2の基板と、前記第1の透明基板と前記第2の基板とに狭持された、液晶と高分子前駆体との混合液に紫外線の照射により相分離してなる高分子分散液晶と、前記第1の透明基板の高分子分散液晶に接する側に設けられたカラーフィルターと、前記第2の基板の高分子分散液晶に接する側に設けられた光反射層と、を備えるとともに、前記光反射層が表示に必要な可視光反射機能と相分離に必要な紫外光透過機能を有することを特徴とする反射型カラー表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/1333 ,  G02F 1/1335 505 ,  G02F 1/1335 520
FI (3件):
G02F 1/1333 ,  G02F 1/1335 505 ,  G02F 1/1335 520
引用特許:
審査官引用 (6件)
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