特許
J-GLOBAL ID:200903081060123026

音声符号化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-272985
公開番号(公開出願番号):特開平5-113800
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 適応能力を高くし、高品質の符号化を可能とする。【構成】 適応符号帳として110 〜11M-1 のM個を用意し、これらからの適応符号ベクトルVi (i=0,1,...,M-1)にゲインgi を与えたものと、雑音符号帳12からの雑音符号ベクトルVM にゲインgM を与えたものとの和を励振信号として線形予測合成フィルタ13へ供給して音声合成し、その音声合成波形が入力音声に対し、歪最小となるように歪最小化制御部14でフィルタ13のフィルタ係数A、ピッチ周期L、雑音符号ベクトルc、利得gi ,gM を符号化する。適応符号帳11i の更新はVi ′=Σfi,j Vi (i=0,1,...,M-1)、Σはj=0からMまで、fi,j (j=0,...,M)はVi とVMとからVi ′を求めるための重み係数。例えばf00=g0 、f01=g1 、f0M=gM、f1M=gM 、他のすべてをfij=0とすることにより、V0 ′前はフレームの励振信号となり、V1 ′は前フレームの雑音符号ベクトルgM VM となるから、前フレームの雑音符号ベクトルが強調されたものとなる。
請求項(抜粋):
入力音声をフレームごとに分析し、適応符号帳の適応符号ベクトルと雑音符号帳の雑音符号ベクトルとの重みつき線形和よりなる励振信号を線形予測合成フィルタに通して音声を合成し、入力音声との歪みを最小とするように符号を選択する音声符号化法において、上記適応符号帳を複数設け、これら複数の適応符号帳を、複数の適応符号ベクトルと上記雑音符号帳の雑音符号ベクトルとの重みつき線形和によって更新し、これら複数の適応符号帳の複数の適応符号ベクトルと上記雑音符号帳の雑音符号ベクトルとの新たな重みつき線形和で、現在のフレームの上記励振信号とすることを特徴とする音声符号化法。
IPC (2件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18

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