特許
J-GLOBAL ID:200903081073359959

画像読取装置及び原稿搬送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-199040
公開番号(公開出願番号):特開2000-092276
出願日: 1999年07月13日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 多くの記憶容量を要することなく処理時間を短縮することができると共に、高品質な画像データを得ることができる画像読取装置及び該画像読取装置に用いることができる原稿搬送装置を得る。【解決手段】 画像読取処理に先立って、ファインスキャン時に設定し得る光学倍率毎の合焦位置を記憶しておき、画像読取処理時には、プレスキャン用の読取条件設定後に写真フィルムの全ての画像のプレスキャンを行い(ステップ300〜304)、各種セットアップ処理後に画像検定処理を行う(ステップ306、308)。その後、フィルムキャリアに設けられたチャートを被写体としてオートフォーカス処理を行った後、写真フィルムの逆方向への搬送を開始してファインスキャン処理を行う(ステップ310〜314)。該ファインスキャン処理時には、次に読取る画像の光学倍率が現在と異なる場合に、記憶しておいた合焦位置に基づいて各部の位置を設定する。
請求項(抜粋):
複数の画像が記録された読取対象原稿を照明する光源と、前記複数の画像の各々が順次所定の読取位置を通過するように前記読取対象原稿を搬送する搬送手段と、前記読取対象原稿を透過した光又は前記読取対象原稿から反射した光を結像させる結像手段と、前記読取対象原稿に記録された各画像を複数画素に分解して読み取って画像データとして出力する画像センサと、前記結像手段の少なくとも一部、前記画像センサ、及び前記読取対象原稿の少なくとも1つを前記結像手段の光軸方向に移動させる移動手段と、複数の光学倍率毎に基準被写体に対して前記結像手段による結像位置と前記画像センサの位置とが一致する合焦制御が行われるように前記移動手段を制御することによって得られた合焦位置に関する第1の値を前記複数の光学倍率毎に記憶すると共に、前記読取位置の被写体に対して前記複数の光学倍率のうちの少なくとも1つの所定光学倍率における合焦制御が行われるように前記移動手段を制御することによって得られた少なくとも1つの第2の値と、該第2の値と該第2の値に対応する前記所定光学倍率における前記第1の値との差分との少なくとも一方を記憶する記憶手段と、前記複数の画像の一部又は全部を読み取る際に、前記記憶手段により記憶された前記第1の値と、前記差分及び前記第2の値の何れか一方と、に基づいた位置に前記結像手段の少なくとも一部、前記画像センサ、及び前記読取対象原稿の少なくとも1つが移動するように前記移動手段を制御する制御手段と、を備えた画像読取装置。
IPC (2件):
H04N 1/04 ,  G03B 27/34
FI (2件):
H04N 1/12 Z ,  G03B 27/34
引用特許:
審査官引用 (2件)

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