特許
J-GLOBAL ID:200903081095660571
車両用乗員拘束保護装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西村 征生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-015451
公開番号(公開出願番号):特開2004-262258
出願日: 2003年01月23日
公開日(公表日): 2004年09月24日
要約:
【課題】長時間の無用な拘束による乗員に与える不快感を防止する。【解決手段】制御ユニット13の主制御部は、衝突危険ありと判断すると、モータ12をシートベルト3の巻取り方向に回転駆動させて、シートベルト3の張力を上昇させる。主制御部は、シートベルト3の張力が所定の値となった場合に、ロック信号入力有りと判断すると、モータ12によるシートベルト3の巻取駆動を所定の継続時間継続させ、ロック信号入力無しの場合は、モータ12の駆動力を低下させ、シートベルト3の張力を低下させる。こうして、衝突危険判定部11から、誤って衝突危険信号が出力されたとしても、ロック信号生成部18からロック信号が出力されない限り、すぐにシートベルト3の張力が低下するように制御されるので、シートベルト3による比較的長時間の無用な拘束によって乗員Aに不快感が与えられることを回避することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
乗員を車両の座席に拘束するシートベルトと、前記シートベルトの引出し量を加減することによって、前記シートベルトによる前記乗員に対する拘束具合を調節するベルト調節手段と、前記シートベルトをロックして、前記シートベルトが引き出されることを阻止するベルトロック手段とを備えてなる車両用乗員保護装置であって、
前記車両が衝突する直前に、衝突直前信号を生成して出力する衝突直前信号生成手段と、
前記ベルトロック手段が、前記シートベルトが引き出そうとされた場合には、その引出しの阻止が可能なロック可能状態となっていることが少なくとも予測されるときに、ロック信号を生成し出力するロック信号生成手段と、
入力される前記衝突直前信号と前記ロック信号とに基づいて、前記ベルト調節手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、前記衝突直前信号が入力されると、前記ベルト調節手段が、前記シートベルトによる前記乗員に対する拘束具合をより高めるように制御し、前記ロック信号が入力されない場合は、前記ベルト調節手段が、前記シートベルトによる前記乗員に対する拘束具合をより低下させるように制御する構成になされていることを特徴とする車両用乗員拘束保護装置。
IPC (2件):
FI (2件):
B60R22/48 B
, B60R22/44 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
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車両用シートベルト装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-012759
出願人:トヨタ自動車株式会社
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