特許
J-GLOBAL ID:200903081135429959

排他制御処理装置及び排他制御処理方法並びに排他制御処理プログラムを記憶した記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ▲柳▼川 信
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-167804
公開番号(公開出願番号):特開平11-015683
出願日: 1997年06月25日
公開日(公表日): 1999年01月22日
要約:
【要約】【課題】 同じホストコンピュータ内の異なる複数のタスク等が同一の共有資源の共有ロックを要求する場合でも、処理のオーバヘッドを低下させ、排他制御機能の大幅な性能向上を図ることが可能な排他制御処理装置を提供する。【解決手段】 タスク識別部3はホストインタフェース部2からの共有資源のロック要求を実タスクによるものか、あるいは仮想タスクによるものかを識別する。実タスク処理部4はタスク識別部3で実タスクであると識別された時に、ロック管理テーブル6で照合を行い、実タスクによるロック要求を管理する。仮想タスク処理部5はタスク識別部3で仮想タスクであると識別された時に、ロック管理テーブル6で照合を行い、仮想タスクによるロック要求を管理する。ロック管理テーブル6は実タスクのロック要求及び仮想タスクによるロック要求を入力順に蓄積し、実タスク及び仮想タスク各々によるロック要求を管理する。
請求項(抜粋):
複数のホストコンピュータと、前記複数のホストコンピュータが共通に使用する共有資源とを含む並列処理システムの排他制御処理装置であって、前記複数のホストコンピュータ各々からの前記共有資源の使用権の獲得要求が前記複数のホストコンピュータ各々の実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求と前記複数のホストコンピュータ各々の異なる複数の実タスクによる同一の共有資源の使用権の獲得要求が一つの獲得要求として送出される仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求とのうちのいずれかを識別する識別手段と、前記実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求と前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求とを夫々入力順に蓄積するロック管理テーブルと、前記識別手段で前記実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求と識別された時に前記ロック管理テーブルの内容を基に前記実タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求を管理する実タスク処理手段と、前記識別手段で前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求と識別された時に前記ロック管理テーブルの内容を基に前記仮想タスクによる前記共有資源の使用権の獲得要求を管理する仮想タスク処理手段とを有することを特徴とする排他制御処理装置。
IPC (2件):
G06F 9/46 360 ,  G06F 15/16 340
FI (2件):
G06F 9/46 360 D ,  G06F 15/16 340 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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