特許
J-GLOBAL ID:200903081140335040

流体封入式防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笠井 美孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-152688
公開番号(公開出願番号):特開2007-321871
出願日: 2006年05月31日
公開日(公表日): 2007年12月13日
要約:
【課題】防振装置のコンパクト化が図られつつ、空気室や流体室の流体密性が向上されて所期の防振性能が安定して得られる、改良された構造の流体封入式防振装置を提供する。【解決手段】空気通路部材54の嵌込部51が仕切部材66の嵌着孔80に嵌め入れられて、空気通路部材54と仕切部材66との何れか一方における軸方向の重ね合わせ面において空気通路84の周囲に形成された環状突部77が溶着されることにより空気通路部材54が仕切部材66に固着されている一方、空気通路部材54と仕切部材66の軸方向の重ね合わせ面58には空気通路84の周りを囲むシールゴム92が挟圧状態で配されていると共に、空気通路部材54には位置決め突起51が設けられおり、位置決め突起51の仕切部材66への軸方向の当接によって空気通路部材54の仕切部材66への軸方向の嵌め込み位置が規定されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第一の取付部材が筒状の第二の取付部材の軸方向一方の側に離隔配置されており、それら第一の取付部材と第二の取付部材が本体ゴム弾性体で連結されて該第二の取付部材の軸方向一方の開口部が流体密に閉塞されていると共に、該第二の取付部材の軸方向他方の側に可撓性ゴム膜が配設されて該軸方向他方の開口部が流体密に閉塞せしめられ、更に仕切部材が該第二の取付部材に固定的に支持されており、壁部の一部が該本体ゴム弾性体で構成されて振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる受圧室と壁部の一部が該可撓性ゴム膜で構成されて容積変化が容易に許容される平衡室とが該仕切部材の軸方向両側に形成されて、それら受圧室と平衡室がオリフィス通路によって相互に連通されている一方、該仕切部材の中央部分において該受圧室に向かって開口する凹所が形成されて、該凹所が可動膜で覆蓋されることにより空気室が形成されていると共に、該空気室に対して外部から空気圧を及ぼす空気通路が形成されており、該空気室の圧力制御に基づき防振特性が制御可能とされている流体封入式防振装置において、 前記仕切部材が熱可塑性樹脂で形成されて該仕切部材における前記凹所の底壁部に嵌着孔が貫通形成されている一方、前記可撓性ゴム膜の中央部分に熱可塑性樹脂で形成された空気通路部材が貫通状態で加硫接着されて、該可撓性ゴム膜から一方の側に突出せしめられた該空気通路部材で嵌込部が形成されていると共に、該可撓性ゴム膜から他方の側に突出せしめられた該空気通路部材でポート部が形成されており、該嵌込部が該仕切部材の該嵌着孔に嵌め入れられて、該空気通路部材と該仕切部材との何れか一方における軸方向の重ね合わせ面において前記空気通路の周囲に形成された環状突部が溶着されることにより該空気通路部材が該仕切部材に固着されている一方、該空気通路部材と該仕切部材の軸方向の重ね合わせ面には該空気通路の周りを囲むシールゴムが挟圧状態で配されていると共に、該空気通路部材と該仕切部材の何れか一方には位置決め突起が設けられおり、該位置決め突起の他方への軸方向の当接によって該空気通路部材の該仕切部材への軸方向の嵌め込み位置が規定されていることを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/26 ,  F16F 13/18 ,  F16F 13/06
FI (3件):
F16F13/00 630D ,  F16F13/00 620R ,  F16F13/00 620U
Fターム (18件):
3D235AA01 ,  3D235BB18 ,  3D235BB19 ,  3D235BB20 ,  3D235BB22 ,  3D235BB23 ,  3D235BB25 ,  3D235CC01 ,  3D235EE05 ,  3D235EE34 ,  3D235HH51 ,  3D235HH62 ,  3J047AA03 ,  3J047AB01 ,  3J047CA04 ,  3J047CB06 ,  3J047CB10 ,  3J047DA01
引用特許:
出願人引用 (2件)

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