特許
J-GLOBAL ID:200903078959062182

耐食性に優れた高靭性マルテンサイト系ステンレス鋼継目無鋼管の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-325395
公開番号(公開出願番号):特開平7-179943
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 耐食性に優れたマルテンサイト系ステンレス鋼継目無鋼管の製造法。【構成】 C≦0.05、Si≦0.50、Mn≦1.0、P≦0.03、S≦0.01、Cr:11〜17、Cu:0.2〜4.0、Mo:0.5〜2、Al≦0.05、N:0.02〜0.1で、かつC+0.8N>0.06を満足する成分(wt.%)を含む鋼を熱間加工し室温まで自然放冷した後、Ac3 +10°C〜Ac3 +200°Cに加熱し室温まで冷却し、あるいはさらにAc1 〜Ac3 に加熱し室温まで冷却した後に、Ac1 点以下で焼戻し処理する。【効果】 ?@耐CO2 腐食特性はC≦0.05としCr,Cu,Niを適正な範囲で組み合わせて添加すれば良好となる。?AH2 Sを含む環境での割れ感受性は上記元素+Mo添加により向上する。
請求項(抜粋):
C ≦0.05%、Si≦0.50%、Mn≦1.0%、P ≦0.03%、S ≦0.01%、Cr:11〜17%、Ni:1.5〜5%、Cu:0.2〜4%、Mo:0.5〜2%、Al≦0.05%、N :0.02〜0.1%、かつC+0.8N>0.06を満足する成分(wt.%)を含み、残部が実質的にFeおよび不可避的不純物からなる鋼を熱間加工し室温まで自然放冷した後、Ac3 変態点+10°C〜Ac3変態点+200°Cの温度に加熱し続いて室温まで空冷以上の冷却速度にて冷却し、しかる後、Ac1 変態点以下の温度にて焼戻し処理することを特徴とする耐食性に優れた高靭性マルテンサイト系ステンレス鋼継目無鋼管の製造法。
IPC (4件):
C21D 9/08 ,  C21D 8/10 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/44
引用特許:
審査官引用 (4件)
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