特許
J-GLOBAL ID:200903081190391073
画像情報変換装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-347609
公開番号(公開出願番号):特開平7-193791
出願日: 1993年12月25日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】本発明は、画像情報変換装置において、通常の解像度の画像情報を高解像度の画像情報に変換する際に簡易な構成で変換画像の画質を向上する。【構成】入力される第1の画像情報から、画面に1つ又は複数の全画面の動きに応じた動きベクトルを検出して、全画面について動き補償して全画面の動きを除去する。続いて動き補償画像情報を複数の領域に分割し、それぞれの領域毎にレベル分布のパターンを検出し、この検出したパターンに基づいて、その領域の動き補償画像情報が属するクラスを決定してクラス検出情報を出力する。このクラス検出情報に応じて、動き補償画像情報をより解像度の高い画像情報に変換するための情報である線形推定式の係数データ又は代表値がクラス毎に記憶された記憶手段7を読み出し、この係数データ又は代表値に応じて、動き補償画像情報が第2の画像情報に変換される。
請求項(抜粋):
デイジタル画像信号でなる第1の画像情報を、より画素数の多いデイジタル画像信号でなる第2の画像情報に変換する画像情報変換装置において、インターレース構造を有する第1の画像情報の連続2フイールド分又は連続2フレーム分より、1画面につき1又は複数の全画面の動きに応じた動きベクトルを算出する動きベクトル検出手段と、当該動きベクトル検出手段により検出された上記全画面の動きに応じた上記1又は複数の動きベクトルに基づき、上記全画面の動きを補償する動き補償手段と、当該動き補償手段から供給された動き補償画像情報を複数のブロツクに分割する画像情報分割手段と、当該画像情報分割手段により分割されたブロツク毎に上記動き補償画像情報のレベル分布のパターンを検出し、当該検出したパターンに基づいて、当該ブロツクの上記動き補償画像情報が属するクラスを決定してクラス検出情報を出力するクラス検出手段と、上記動き補償画像情報を、当該動き補償画像情報よりも解像度が高い上記第2の画像情報に変換するための情報である推定式の係数データが上記クラス毎に記憶され、上記クラス検出手段からの上記クラス検出情報に応じて上記係数データを出力する係数データ記憶手段と、当該係数データ記憶手段から供給された上記係数データに応じて、上記第1の画像情報を上記第2の画像情報に変換して出力する画像変換手段とを具えることを特徴とする画像情報変換装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
解像度補償可能な画像変換装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-352299
出願人:ソニー株式会社
-
動き補償装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-313607
出願人:日本ビクター株式会社
-
特開昭63-048088
前のページに戻る