特許

J-GLOBAL ID：200903081263210480

低鉄損一方向性珪素鋼板の製造方法

発明者： 金井 隆雄 ,  高橋 史明 ,  山本 幸弘
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-042799
公開番号（公開出願番号）：特開平9-235679
出願日： 1996年02月29日
公開日（公表日）： 1997年09月09日
要約：

【要約】【課題】 優れた密着性および平滑性を有し、結果として良好な外観と、鋼板に対して従来より大きな張力を付与するほう酸アルミニウム含有酸化物被膜を表面に有することで、著しく低鉄損、かつ占積率の高い一方向性珪素鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】 仕上げ焼鈍後の一方向性珪素鋼板の表面には、図1(a)に代表される1次粒子が平板形状を有するアルミナゾル、図1(b)に代表される棒状、針状、羽毛状等3以上のアスペクト比を有する形状の粒子からなるアルミナゾル、およびほう酸を含む微粒子分散液を塗布、乾燥・ゲル化の後焼き付けることにより酸化物被膜を形成せしめる低鉄損一方向性珪素鋼板の製造方法。

請求項（抜粋）：

仕上げ焼鈍後の鋼板表面に、アルミナゾルとほう酸を含む微粒子分散液を塗布し、乾燥・ゲル化、焼き付け工程を経て酸化物被膜を形成せしめる一方向性珪素鋼板の製造方法において、見かけの粒子形状が平板形状であるアルミナゾル群A、および棒状、針状、羽毛状等の3以上のアスペクト比を有する形状のアルミナゾル群Bとを混合して用いることを特徴とする低鉄損一方向性珪素鋼板の製造方法。

IPC (5件)：

C23C 22/00 ,  C22C 38/00 303 ,  C23C 26/00 ,  H01F 1/16 ,  H01F 41/02

FI (5件)：

C23C 22/00 A ,  C22C 38/00 303 U ,  C23C 26/00 C ,  H01F 41/02 B ,  H01F 1/16 B

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開平3-207868
  
• 方向性電磁鋼板の絶縁被覆剤、絶縁被膜形成方法及び方向性電磁鋼板
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-020660   出願人：新日本製鐵株式会社