特許
J-GLOBAL ID:200903081265369940

レーダ信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-008804
公開番号(公開出願番号):特開2001-201568
出願日: 2000年01月18日
公開日(公表日): 2001年07月27日
要約:
【要約】【課題】 誤検出の発生を抑え、所望の目標を検出することができるレーダ信号処理装置を得る。【解決手段】 ウェザクラッタのような不要信号の有無をノイズレベルとの比較によって判断し、クラッタ領域についてはパルスヒット間の位相変化量からクラッタのドップラ周波数を精度良く推定してディジタルフィルタにより抑圧し、クラッタが存在しない領域についてはドップラ周波数の位相補正を行わず、かつフィルタリングも行わないことにより誤検出の発生を抑える。
請求項(抜粋):
ビームを電子的に走査し、方位角及び高低角を変化させることが可能なレーダアンテナ、上記レーダアンテナからの信号を受信し、I,Q位相検波を行う受信機、上記受信機からのアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器、上記A/D変換器からの信号に対し、シークラッタやグランドクラッタのような不要信号を抑圧するMTI(Moving Target Indicator)装置、上記MTI装置からの信号に対し、パルスヒット間の位相変化量からウェザクラッタのような不要信号のドップラ周波数を推定するクラッタ中心周波数推定部、上記MTI装置からの信号の振幅を検出する振幅検出部、上記レーダアンテナの利得及び受信機の雑音や利得からノイズレベルを算出するノイズレベル算出部、上記振幅検出部の出力とノイズレベルを比較する比較器、上記振幅検出部の出力がノイズレベルよりも大きい場合にクラッタが存在していると判断し、上記クラッタ中心周波数推定部の出力と上記比較器の出力から、距離方向に連続的にクラッタが存在していると判断された領域の推定したクラッタ中心周波数をレンジブロック単位に平均処理を行い、推定精度を高めるブロック平均処理部、上記MTI装置からの信号に対し、上記ブロック平均処理部で算出したドップラ周波数分の位相を補正する位相補正部、上記位相補正部からの信号に対し、0ドップラに阻止域を形成し、フィルタリングを行うディジタルフィルタ、上記ディジタルフィルタからの信号の振幅検出、CFAR(Constant False Alarm Rate)など、目標の自動検出処理を行う後段信号処理装置、上記後段信号処理装置からの処理結果をPPI(Plan Position Indicator)スコープなどに表示する表示装置とを備えたことを特徴とするレーダ信号処理装置。
IPC (3件):
G01S 13/52 ,  G01S 7/12 ,  G01S 7/32
FI (3件):
G01S 13/52 ,  G01S 7/12 Z ,  G01S 7/32 C
Fターム (11件):
5J070AB01 ,  5J070AC02 ,  5J070AF01 ,  5J070AF05 ,  5J070AH12 ,  5J070AH31 ,  5J070AH45 ,  5J070AK17 ,  5J070AK19 ,  5J070BG06 ,  5J070BG19
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • レーダ信号処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-064551   出願人:三菱電機株式会社
  • レーダビデオ信号処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-097071   出願人:日本電気株式会社
  • クラッタ抑圧装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-068213   出願人:三菱電機株式会社
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