特許
J-GLOBAL ID:200903081280580762

強制分離可能の乗客避難キャビンを有する航空機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-572363
公開番号(公開出願番号):特表2003-529495
出願日: 2000年11月23日
公開日(公表日): 2003年10月07日
要約:
【要約】【課題】パラシュートやエアバッグの付設された乗客避難キャビンを、地面に墜落する航空機の残余部分から安全確実に強制分離する。【解決手段】コックピット11を含み後尾部4aを含まない乗客避難乗客避難キャビン1が航空機5の胴体4の開口部3上に搭載されている。緊急事態が発生したときには、航空機5が水平保持した後の円滑な強制分離、または、極端に危険な状況下での迅速な強制分離によって乗客避難乗客避難キャビン1を胴体4から垂直上方へ強制分離することができる。乗客避難乗客避難キャビン1はさらに、パラシュート13,14のアレンジメントとパラシュート展開手段とエアバッグ38のアレンジメントと乗客避難乗客避難キャビン1の垂直上方への強制分離速度を増進するための推進用カタパルト80とロケットモータ81とを含むものである。
請求項(抜粋):
航空機(5)の胴体(4)の長さ方向に沿うものであってコックピット(11)を含み後尾部(4a)を含まない乗客避難キャビン(1)が胴体(4)の開口部(3)上に搭載されていること、乗客避難キャビン(1)がコンパクトであるとともに緊急事態発生時に航空機が水平保持した後の円滑な強制分離または極端に危険な状況下での迅速な強制分離のいずれかによって当該キャビン(1)が胴体(4)から垂直上方へ強制分離可能であること、乗客避難キャビン(1)の周辺突起部(1a)が胴体(4)の開口部(3)周辺にある周辺支持基部(3a)に載置されたとき当該キャビン(1)と一致かつ密着するための形状を胴体(4)の開口部(3)が有していること、乗客避難キャビン(1)を胴体(4)の開口部(3)に安全固定するためのものとして迅速に解除可能なコネクタのセットが採用されているとともに周辺突起部(1a)下の乗客避難キャビン(1)の周辺に固定された複数のコネクション部材(2)とこれに対応して胴体(4)の周辺に固定された複数のコネクション部材(6)とを当該コネクタのセットが含むものであること、これら一対のコネクション部材(2,6)が一致かつ密着することで長さ方向に延びるチャンバ(29)が形成されるものであること、スプリングキャッチ手段(25a)を有するピストン(25)がチャンバ(29)内に設けられているとともにピストン(25)やこれと関連のスプリングキャッチ手段(25a)がロック状態の両コネクション部材(2,6)内に入れられて圧縮プリング(25b)を介した手段で圧迫されていること、コックピット(11)内にある操作レバー(10)の操作でメカニズムが作動するとピストン(25)がチャンバ(29)内で圧縮スプリング(25b)の圧縮方向へ直線移動するとともにスプリングキャッチ手段(25a)が解放されて両コネクション部材(2,6)がロック解除されること、これに対応して両コネクション部材(2,6)がアンロック状態になること、乗客避難キャビン(1)がさらにパラシュート(13,14)のアレンジメントとパラシュート展開手段とエアバッグ(38)のアレンジメントと乗客避難キャビン(1)の垂直上方への強制分離速度を増進するための推進用カタパルト(80)とロケットモータ(81)とを含むものであることを特徴とする強制分離可能な乗客避難キャビン(1)を備えた航空機。
IPC (2件):
B64D 25/12 ,  B64C 1/32
FI (2件):
B64D 25/12 ,  B64C 1/32
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 誘導飛しょう体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-057681   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開平4-208700
  • 特開平3-137499
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審査官引用 (5件)
  • 特開昭59-227597
  • 特公昭47-020336
  • 誘導飛しょう体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-057681   出願人:三菱電機株式会社
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