特許
J-GLOBAL ID:200903081285164597

フィルム外装電気デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 宮崎 昭夫 ,  岩田 慎一 ,  緒方 雅昭 ,  石橋 政幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-009230
公開番号(公開出願番号):特開2005-203262
出願日: 2004年01月16日
公開日(公表日): 2005年07月28日
要約:
【課題】電気デバイス要素の封止信頼性を低下させることなく、ガスの発生による外装フィルムの膨張時の開放圧力を容易に設定できるようにする。【解決手段】フィルム外装電池1は、電池要素と、電池要素を包囲する外装フィルム5とを有する。電池要素の周囲では外装フィルム5の対抗面同士が熱融着され、封止領域5aが形成される。封止領域5aの一部には、電池要素収納部と連続する非融着部7a,7bが、入り江状に設けられる。これによって、電池要素収納部の内圧の上昇に伴う外装フィルム5の膨張によって生じる引き剥がし応力は、非融着部7a,7bの間の突出融着部5dに集中する。引き剥がし応力が集中する突出融着部5dには、剥離が進行したときの圧力開放部として貫通穴8が形成されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
電気デバイス要素と、前記電気デバイス要素を包囲して配された外装フィルムとを有し、前記電気デバイス要素の周囲で前記外装フィルムの対向面同士が熱融着されることによって、前記電気デバイス要素を封止する封止領域が形成されたフィルム外装電気デバイスにおいて、 前記外装フィルムの非融着部を前記封止領域の少なくとも一箇所に前記電気デバイス要素を包囲する空間と連続しかつ該空間に対して入り江状に設け、これによって、前記空間の内圧上昇に伴う前記外装フィルムの膨張によって前記外装フィルムの熱融着している部位に生じる引き剥がし応力の集中する応力集中部を前記非融着部に隣接して位置させ、前記応力集中部に、前記外装フィルムの剥離により前記空間の内部と外部とを連通させる圧力開放部が設けられていることを特徴とするフィルム外装電気デバイス。
IPC (4件):
H01M2/02 ,  H01G2/14 ,  H01G4/224 ,  H01M2/12
FI (4件):
H01M2/02 K ,  H01M2/12 101 ,  H01G1/11 101A ,  H01G1/02 G
Fターム (18件):
5H011AA13 ,  5H011BB04 ,  5H011CC02 ,  5H011CC10 ,  5H011FF03 ,  5H011FF04 ,  5H011GG09 ,  5H011HH02 ,  5H011JJ12 ,  5H011JJ25 ,  5H011JJ27 ,  5H011KK04 ,  5H012AA03 ,  5H012BB04 ,  5H012EE01 ,  5H012FF01 ,  5H012JJ02 ,  5H012JJ10
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • ポリマーリチウム二次電池の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-266502   出願人:東芝電池株式会社
  • リチウム二次電池及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-259942   出願人:東芝電池株式会社
  • 密閉型二次電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-240478   出願人:日本電池株式会社
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審査官引用 (4件)
  • シート状電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-327233   出願人:三菱電線工業株式会社
  • 密閉型二次電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-240478   出願人:日本電池株式会社
  • 密閉型電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-029467   出願人:株式会社ユアサコーポレーション
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