特許
J-GLOBAL ID:200903081288250206
セメント製造工程からの鉛回収方法及び回収装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中井 潤
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-027972
公開番号(公開出願番号):特開2008-190019
出願日: 2007年02月07日
公開日(公表日): 2008年08月21日
要約:
【課題】セメントの品質に影響を与えずに、セメントの鉛含有率を効率よく低下させる。【解決手段】セメント焼成設備に付設され、投入された鉛含有原料M等が含有する鉛を塩化揮発させる塩化揮発炉2と、同炉2の排ガスから鉛を回収する鉛回収手段3とを備える鉛回収装置。塩化揮発炉2において塩化源Cに含まれる塩素を利用して鉛含有セメント原料M中の鉛を揮発させ、揮発した鉛を鉛回収手段3で回収することにより、セメント製造工程から効率よく鉛を回収する。鉛回収手段3は、塩化揮発炉2の排ガス中のダストを集塵する集塵手段を備えてもよい。塩化揮発炉2の熱源として、セメント焼成設備からセメント焼成設備の排ガスを抽気し、塩化揮発炉2に導入してもよく、プレヒータの最下段サイクロン12から排出された原料の一部を塩化揮発炉42に供給してもよい。塩化揮発炉2、42の塩化源Cとして、都市ごみ焼却灰を有効利用することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
セメント焼成設備に塩化揮発炉を付設し、
該炉内を、アルカリに対する塩素の量がモル比で1を超えるように維持しながら、該炉内に鉛含有原料を投入し、
該鉛含有原料に含まれる鉛を塩化揮発させ、
該炉の排ガスから鉛を回収することを特徴とするセメント製造工程からの鉛回収方法。
IPC (8件):
C22B 13/02
, C04B 7/44
, B09B 3/00
, B09C 1/02
, B09C 1/08
, C22B 7/02
, F27D 17/00
, B09C 1/06
FI (10件):
C22B13/02
, C04B7/44
, B09B3/00 304G
, B09B3/00 304K
, C22B7/02 A
, F27D17/00 104D
, F27D17/00 101Z
, F27D17/00 105K
, B09B3/00 303L
, B09B3/00 303P
Fターム (33件):
4D004AA36
, 4D004AA41
, 4D004AB03
, 4D004AC04
, 4D004BA02
, 4D004CA13
, 4D004CA22
, 4D004CA32
, 4D004CA34
, 4D004CA40
, 4D004CB36
, 4D004CB37
, 4D004CC11
, 4D004DA02
, 4D004DA03
, 4D004DA06
, 4D004DA10
, 4G012KA08
, 4G112KA08
, 4K001AA20
, 4K001BA14
, 4K001BA24
, 4K001DA07
, 4K001GB09
, 4K056AA00
, 4K056CA20
, 4K056DA02
, 4K056DA36
, 4K056DB05
, 4K056DB11
, 4K056DB21
, 4K056FA02
, 4K056FA08
引用特許: