特許
J-GLOBAL ID:200903081378338536

酸素センサの劣化信号発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 尚 ,  中山 千里
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-178747
公開番号(公開出願番号):特開2008-008186
出願日: 2006年06月28日
公開日(公表日): 2008年01月17日
要約:
【課題】理論空燃比を境にセンサ出力信号が急変する酸素センサが劣化したときに出力するセンサ出力信号を劣化信号として擬似的に発生するにあたって、排気ガスの空燃比がリッチ側にある場合とリーン側にある場合とで異なった利得率を用いてセンサ出力信号のゲインを変更することができる酸素センサの劣化信号発生装置を提供する。【解決手段】1ms毎に基準センサから取得した基準信号の電圧値Vinが所定のしきい値GainThresholdより大きい場合にはリッチ利得率RichGainを用い(S22:YES,S23)、小さい場合にはリーン利得率LeanGainを用いてゲインを変更し(S22:NO,S25:YES,S26)、劣化信号(電圧値Vout)を発生させて出力する。リッチ利得率およびリーン利得率は、それぞれ個別に設定可能に構成されている。【選択図】図5
請求項(抜粋):
内燃機関の排気ガス中の酸素濃度に感応すると共に、理論空燃比を境にしてセンサ出力信号が急変する酸素センサが劣化したときに出力する当該センサ出力信号を、劣化信号として疑似的に発生する劣化信号発生装置であって、 前記酸素センサと同構成をなし、排気ガス中の酸素の濃度に関連した基準信号を出力する基準酸素センサに接続されると共に、前記基準信号を取得する基準信号取得手段と、 前記基準信号のゲインを変更した状態で出力するための利得率として、前記基準信号の値が所定のしきい値よりもリーン側である場合の当該基準信号のゲインを変更させるためのリーン利得率、および、前記基準信号の値が所定のしきい値よりもリッチ側である場合の当該基準信号のゲインを変更させるためのリッチ利得率を、それぞれ個別に設定する利得率設定手段と、 前記基準信号の値が所定のしきい値よりもリーン側であると判定された場合、前記基準信号に前記リーン利得率を掛け合わせる一方、前記基準信号の値が所定のしきい値よりもリッチ側であると判定された場合、前記基準信号に前記リッチ利得率を掛け合わせることで、前記基準信号のゲインを変更した前記劣化信号を発生するゲイン変更信号発生手段と を備えたことを特徴とする酸素センサの劣化信号発生装置。
IPC (3件):
F02D 45/00 ,  F02D 41/14 ,  G01N 27/26
FI (3件):
F02D45/00 368G ,  F02D41/14 310K ,  G01N27/26 391A
Fターム (9件):
3G301JA16 ,  3G301JA20 ,  3G301JB01 ,  3G301MA01 ,  3G301NB05 ,  3G301PD03Z ,  3G384BA09 ,  3G384DA29 ,  3G384DA46
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る