特許

J-GLOBAL ID：200903081431607765

高速塗工性に優れたポリビニルアルコール系紙コート剤

発明者： 松岡 敏文 ,  湯川 啓次 ,  峯尾 孝俊 ,  中島 隆 ,  野口 博司
出願人/特許権者： ユニチカケミカル株式会社
代理人 (1件)： 大島 道男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-095248
公開番号（公開出願番号）：特開平11-279986
出願日： 1998年03月25日
公開日（公表日）： 1999年10月12日
要約：

【要約】【課題】 耐水性などに優れていて、しかも剪断速度の高い領域で塗工しても塗工性が損なわれず、被塗工面に均一に塗工することのできる高速塗工性に優れたPVA系紙コート剤を提供する。【解決手段】 脂肪族ビニルエステルの重合の際に重合機内の未反応脂肪族ビニルエステルもしくは重合媒体の蒸気または重合機外部から導入された非凝縮性の気体により重合機内の圧力を大気圧より高い圧力にして、反応液の温度を大気圧下での反応液の沸点温度より2〜80°C以上高い温度で脂肪族ビニルエステルを重合して得られた脂肪族ポリビニルエステルをケン化して得られるポリビニルアルコールを主成分とする。

請求項（抜粋）：

脂肪族ビニルエステルの重合の際に重合機内の未反応脂肪族ビニルエステルもしくは重合媒体の蒸気または重合機外部から導入された非凝縮性の気体により重合機内の圧力を大気圧より高い圧力にして、反応液の温度を大気圧下での反応液の沸点温度より2〜80°C以上高い温度で脂肪族ビニルエステルを重合して得られた脂肪族ポリビニルエステルをケン化して得られるポリビニルアルコールを主成分とすることを特徴とする高速塗工性に優れたポリビニルアルコール系紙コート剤。

IPC (4件)：

D21H 19/20 ,  C08F 2/00 ,  C08F 16/06 ,  C08F 18/04

FI (4件)：

D21H 1/34 F ,  C08F 2/00 Z ,  C08F 16/06 ,  C08F 18/04

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 低温粘度安定性の優れたポリビニルアルコールの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-095247   出願人：ユニチカケミカル株式会社
• 特開平3-068604
  
• ビニルアルコール系重合体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-164443   出願人：株式会社クラレ
• 特公昭43-008818