特許
J-GLOBAL ID:200903081435864550

電気機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  児玉 俊英 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-209336
公開番号(公開出願番号):特開2006-032651
出願日: 2004年07月16日
公開日(公表日): 2006年02月02日
要約:
【課題】 流動帯電現象による放電が発生しない状態で過負荷運転が可能な電気機器を提供する。【解決手段】 タンク内に鉄心および巻線が収容され、タンク内に絶縁媒体が充填された電気機器本体と、この電気機器本体の絶縁媒体を循環させることにより電気機器本体を冷却する冷却装置と、冷却装置を制御する冷却制御装置と、電気機器本体の絶縁媒体温度を検出する絶縁媒体温度検出手段とを備え、冷却制御装置には、流動帯電現象に起因する静電気放電が発生しない電気機器固有の無放電領域上限流量温度特性を記憶し、過負荷状態において、温度検出手段が検出した絶縁媒体温度が所定の値を越えたとき、電気機器内部と冷却装置の間を循環する絶縁媒体流量を定常状態の流量から、温度検出手段が検出した絶縁媒体温度に対応する無放電領域上限流量を超えない範囲の流量に増加させる絶縁媒体循環流量増加手段を絶縁媒体循環路に設けた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
タンク内に鉄心および固体絶縁物で絶縁された巻線が収容され、上記タンク内に絶縁媒体が充填された電気機器本体と、該電気機器本体と絶縁媒体循環路により接続され、絶縁媒体を循環させることにより上記電気機器本体を冷却する冷却装置と、該冷却装置を制御する冷却制御装置と、上記電気機器本体の絶縁媒体温度を検出する温度検出手段とを備え、上記冷却制御装置には、上記固体絶縁物表面を上記絶縁媒体が流動することによる流動帯電現象に起因する静電気放電が発生しない上記電気機器固有の無放電領域上限流量温度特性を記憶しておき、過負荷状態において、上記温度検出手段が検出した上記絶縁媒体温度が所定の値を越えたとき、上記電気機器内部と上記冷却装置の間を循環する絶縁媒体流量を定常状態の流量から、上記温度検出手段が検出した上記絶縁媒体温度に対応する無放電領域上限流量を超えない範囲の流量に増加させる絶縁媒体循環流量増加手段を上記絶縁媒体循環路に設けたことを特徴とする電気機器。
IPC (2件):
H01F 27/12 ,  H01F 27/20
FI (2件):
H01F27/12 Z ,  H01F27/20
Fターム (3件):
5E050CA03 ,  5E050CA05 ,  5E050HA10
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 送油式変圧器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-082397   出願人:株式会社東芝
審査官引用 (3件)
  • 電気機器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-155004   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭52-043939
  • 特開昭61-082407
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 電気協同研究, 19990225, 第54巻第5号(その1), 70-76頁

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