特許

J-GLOBAL ID：200903081446282706

並列命令実行方式

発明者： 藤田 哲也
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 井ノ口 壽
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-070258
公開番号（公開出願番号）：特開平5-233283
出願日： 1992年02月19日
公開日（公表日）： 1993年09月10日
要約：

【要約】【目的】 既存の計算機との互換性を維持しながらデコード部のハードウエア量を増加させることなく並列命令実行可能な計算機を提供する。【構成】 未定義命令語を利用して並列命令実行制御に関する情報をオブジェクトコードに格納するコンパイラを有し、並列情報デコードユニット2は未定義命令語から並列実行の情報を取り出しデコードする。命令デコート発行ユニット3はこの情報を基に単一または複数の命令を実行ユニットに発行する。分岐命令実行ユニット8,整数演算ユニット9および浮動少数点演算ユニット10は上記命令にしたがって演算を行う。

請求項（抜粋）：

複数の命令実行ユニットを有し、複数の命令を並列に実行することができ、既存の計算機の命令セットと互換性を有する計算機において、コンパイル時の解析結果にしたがい、後続のどの命令が並列実行可能かという情報と、その並列実行可能な複数の命令の中に含まれている条件分岐命令の条件が成立しなかった時に複数の並列実行可能な命令の内のどの命令の実行結果をキャンセルするのかを指定する情報とを、既存の計算機では未定義とされていた命令語の中に格納する並列命令実行解析コイパイラと、特別な命令で値が設定でき、並列命令実行制御を有効または無効化する信号を並列命令実行制御伝達手段で出力する並列命令実行制御レジスタと、前記並列命令実行制御伝達手段の信号を入力とし、この信号に従い前記未定義命令語を解読し並列命令実行に関する前記2種類の制御情報をデコードし、その結果を並列命令発行信号と命令キャンセル信号で出力する並列情報デコードユニットと、前記並列命令発行信号にしたがい単一または複数の命令を前記命令実行ユニットに発行する命令デコード発行ユニットと、前記命令キャンセル信号および条件分岐命令の実行結果にしたがい演算結果をキャンセルことができる命令実行ユニットと、から構成したことを特徴とする並列命令実行方式。

IPC (2件)：

G06F 9/38 330 ,  G06F 9/45

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 計算機
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-275771   出願人：日本電気株式会社
• 特開昭60-042898
  
• 特開平4-353923
  
• 特開平4-326127