特許
J-GLOBAL ID:200903081452731970

自動変速機付き車両の流体継ぎ手の締結力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 良昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-137545
公開番号(公開出願番号):特開平10-311419
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】下り勾配が所定値以上の時、シフトダウンショックとロックアップクラッチの切換わりショックとが重なって大きな減速感が発生するのを防止し、また逆駆動トルクが大きくなり、減速感が過大になることを防止する。【解決手段】ロックアップクラッチ31の係合状態を調整する調整手段58を制御する制御手段40と、変速機構における動力伝達経路を切換える変速手段と、少なくとも車両の走行路の勾配を含む運転状態を検出する運転状態検出手段の検出結果に基づいて上記変速手段を制御する変速制御手段40とを備え、該変速制御手段40は下り勾配が所定値以上の時、エンジンブレーキがより大きな所定変速段へ変速すべく上記変速手段を制御し、上記ロックアップ制御手段は下り勾配が上記所定値以上であることによる上記所定変速が生じた時、該所定変速が生じてないない時に比べて、上記所定変速段におけるロックアップクラッチの係合を抑制すべく上記調整手段58を制御する。
請求項(抜粋):
駆動源と変速機構との間の動力伝達を行なう流体継ぎ手の入力要素と出力要素とを直結する状態または両要素を互いに相対回転可能な状態に構成されたロックアップクラッチと、上記ロックアップクラッチの係合状態を調整する調整手段と、該調整手段を制御するロックアップ制御手段と、上記変速機構における動力伝達経路を切換える変速手段と、少なくとも車両の走行路の勾配を含む車両の運転状態を検出する運転状態検出手段と、上記運転状態検出手段の検出結果に基づいて上記変速手段を制御する変速制御手段とを備えて、該変速制御手段は上記走行路の下り勾配が所定値以上の時、エンジンブレーキ力が大きな所定変速段へ変速すべく上記変速手段を制御し、上記ロックアップ制御手段は下り勾配が上記所定値以上であることによる上記所定変速が生じた時、該所定変速が生じていない時に比べて、上記所定変速段におけるロックアップクラッチの係合を抑制すべく上記調整手段を制御する自動変速機付き車両の流体継ぎ手の締結力制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/18 ,  F16H 61/14 601 ,  F16H 61/14 ,  F16H 59:66
FI (3件):
F16H 61/18 ,  F16H 61/14 601 D ,  F16H 61/14 601 B
引用特許:
審査官引用 (1件)

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