特許
J-GLOBAL ID:200903017384554631

車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-104854
公開番号(公開出願番号):特開平9-292019
出願日: 1996年04月25日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 ロックアップスリップ制御および自動変速機の降坂制御が実行される車両において、降坂路の減速走行時に過大なエンジンブレーキを発生させない車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置を提供する。【解決手段】 減速スリップ制御開始条件判定手段200により減速スリップ制御開始条件が成立したと判定され、且つ降坂路走行判定手段196により車両の降坂路走行が判定された場合には、減速度制御手段204によって、降坂制御手段198による降坂路走行の自動変速機14の4→3ダウン変速が禁止される結果、減速スリップ制御手段202によるロックアップクラッチ32の減速スリップ制御が優先的に許容されるので、降坂路の減速走行時に減速スリップ制御と降坂制御との両者によって過大なエンジンブレーキが発生させられることがなく、好適な運転性が得られる。
請求項(抜粋):
エンジンと自動変速機との間の流体伝動装置がロックアップクラッチを有し、車両の降坂路走行において該自動変速機がそれまでのギヤ段から低速側のギヤ段へ自動的にダウン変速させられる形式の車両において、該ロックアップクラッチを車両の減速走行時にスリップさせる減速スリップ制御手段を備える車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置であって、前記減速スリップ制御手段による減速スリップ制御開始条件が成立したか否かを判定する減速スリップ制御開始条件判定手段と、車両の降坂路走行であるか否かを判定する降坂路走行判定手段と、該減速スリップ制御開始条件判定手段により減速スリップ制御開始条件が成立したと判定され且つ該降坂路走行判定手段により車両の降坂路走行が判定された場合には、前記降坂路走行による自動変速機のダウン変速を禁止する減速度制御手段とを、含むことを特徴とする車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/16 ,  F16H 59:66 ,  F16H 59:68
引用特許:
審査官引用 (2件)

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