特許
J-GLOBAL ID:200903081489938877

オレフィンをイソオレフィンに異性化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-145937
公開番号(公開出願番号):特開平5-246901
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【構成】 本発明は、一次元中孔ゼオライト触媒および同様の型の触媒、たとえばSAPO類およびMeAPOS類を用いて、直鎖状アルケンたとえばブテン-1およびブテン-2を、メチル分岐鎖状アルケンたとえばイソブチレンに転化する方法を提供する。触媒の細孔径は0.42nmより大きく0.7nmより小さくあるべきであり、0.5〜0.6nmのより大きい寸法を有する触媒が好ましい。【効果】 上記の細孔径は、分岐状アルケンの形成および触媒からの拡散を可能にするが、二量体、三量体、芳香族物質およびコークスを含む望ましくない副生物の形成を減少させる。本発明は、実験室的規模の反応器中でH-フェリエライト、SAPO-11およびマグネシウム型モルデン沸石(マグネシウム型モルデナイト)を用いて実証された。約340°C〜約440°Cの範囲の温度でのH-フェリエライトを用いたイソブチレンの生成について、約50%〜ほとんど100%の範囲の選択率が実証された。
請求項(抜粋):
4個以上の炭素原子を有する少なくとも1種の直鎖状オレフィンを含む炭化水素供給流を、340°C〜650°Cの温度で異性化触媒と接触させることからなり、この異性化触媒が、二量体化による副生物の生成および細孔内でのコークスの生成を遅延させるのに充分小さい細孔径を有し、かつ直鎖状オレフィンの進入が可能であり、メチル分岐イソオレフィンの拡散が可能となるのに充分大きい細孔径を有する、1種または数種の一次元細孔構造を有する少なくとも1種のゼオライトを含有することを特徴とする、4個以上の炭素原子を有する少なくとも1種の直鎖状オレフィンをその対応するメチル分岐イソオレフィンに構造異性化する方法。
IPC (11件):
C07C 11/02 ,  B01J 29/06 ,  B01J 29/28 ,  B01J 35/10 301 ,  C07C 5/27 ,  C07C 11/09 ,  C07C 11/10 ,  C07C 11/113 ,  C07C 41/16 ,  C07C 43/04 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (2件)

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