特許
J-GLOBAL ID:200903081508758338
脳の神経活動を脱同期化するための方法及び装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
江崎 光史
, 奥村 義道
, 鍛冶澤 實
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-540150
公開番号(公開出願番号):特表2007-534357
出願日: 2004年10月20日
公開日(公表日): 2007年11月29日
要約:
この発明は、病気に同期した脳の神経活動を脱同期化するための装置に関し、この発明では、少なくとも二本の電極を用いて、脳領域の少なくとも二つの部分領域又は少なくとも二つの機能的に関連する脳領域における活動を刺激して、それにより、驚くべきことに、病気を罹っている人に対して、関連するニューロン個体群において脱同期化を起こして、症状を抑制するものである。フィードバック刺激信号、即ち、測定、処理した神経活動を、時間遅延させた形で個々の刺激として使用する。その結果、この発明による刺激信号の振幅の自律デマンド制御が実現され、それにより脱同期化が成功した後に刺激作用の強度を自動的に最小化している。処置が成功するためには、この装置は、複雑な較正も、刺激パラメータの制御も必要としないが、有利には、追加のコントローラによって、それらを調整、最適化することができる。この装置は、少なくとも二本の刺激電極(2)と少なくとも一つのセンサー(3)を有し、これらは、コントローラによって駆動されて、局所的な周辺環境において脱同期化を生じさせる。
請求項(抜粋):
脳の神経活動を脱同期化するための装置において、
脱同期化するニューロン個体群の活動の時間的な推移を表す信号を測定するための少なくとも一つのセンサー(3)と、
少なくとも二本の電極(2)と、
センサー(3)からの測定信号を記録するとともに、その信号を用いて、少なくとも二つの刺激信号を生成して、電極(2)に送るコントローラ(4)と、
を備えていることを特徴とする装置。
IPC (3件):
A61N 1/36
, A61B 5/05
, A61B 5/048
FI (3件):
A61N1/36
, A61B5/05 N
, A61B5/04 320M
Fターム (9件):
4C027AA03
, 4C027AA04
, 4C027DD03
, 4C027DD09
, 4C027EE01
, 4C027EE08
, 4C027KK03
, 4C053BB12
, 4C053BB35
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
ドイツ特許出願明細書第10211766.7号
-
ドイツ特許出願明細書第10318071.0-33号
審査官引用 (1件)
-
脳刺激によって患者を治療する装置
公報種別:公表公報
出願番号:特願2003-576036
出願人:フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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