特許
J-GLOBAL ID:200903081606155862

情報処理回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-232965
公開番号(公開出願番号):特開2003-044840
出願日: 2001年07月31日
公開日(公表日): 2003年02月14日
要約:
【要約】【課題】2つのアナログ値の差を表すパルス幅変調信号またはパルス位相変調信号を生成する回路を提供するとともに,これを画像処理に適用し,画素並列動作型の処理ユニットが隣接画素処理ユニットとの演算により状態を更新することを特徴とする画像処理方式において,小面積・省電力・高速な処理ユニット回路を提供する。【解決手段】2つのアナログ電圧をそれぞれ2つのキャパシタに保持し,これらのキャパシタを直列に結合することにより,2つの電圧の大小関係を表す2値信号と,2つの電圧の差の絶対値の情報を有するパルス幅変調信号もしくはパルス位相変調信号を生成する。また,画像処理ユニット回路にこの減算回路を用い,隣接画素のアナログ電圧としての情報をもとに演算した結果をパルス位相変調信号に変換し,その信号で非線形電流源をスイッチングし,自身の状態を更新する。
請求項(抜粋):
2つのアナログ電圧の大小関係および差の絶対値を計算する回路において,前記2つのアナログ電圧をそれぞれ所定の組み合わせで第1および第2のキャパシタの第1の端子に印加し,第1のキャパシタの第2の端子に第1の所定の電圧を,第2のキャパシタの第2の端子に第2の所定の電圧を印加することにより前記2つのキャパシタを充電した後,前記2つのキャパシタの第1の端子同士を接続して直列接続のキャパシタの組とする第1の手段と,前記第1のキャパシタの第2の端子に第1の所定の電圧を印加して,前記第2のキャパシタの第2の端子に生じる電圧を前記第2の所定の電圧と比較した結果を2値信号で得る第2の手段を具備し,前記2値信号が第3の所定の値でない場合には,前記2つのアナログ電圧をそれぞれ前記所定の組み合わせとは逆の組み合わせで前記2つのキャパシタの第1の端子に印加して再び前記第1の手段により充電し,直列接続のキャパシタの組を形成し,前記第2の手段において前記第1の所定の電圧を時間的に単調的に変化させたときの前記2値信号により,前記2つのアナログ電圧の差の絶対値に相当するパルス幅を有するパルス幅変調信号,もしくは前記2つのアナログ電圧の差の絶対値に相当する時間遅延を有するパルス位相変調信号を生成することを特徴とする情報処理回路。
Fターム (2件):
5B057CH01 ,  5B057CH20

前のページに戻る