特許
J-GLOBAL ID:200903081630072188

リスクマネジメントシステム、シミュレーション方法およびプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 吉武 賢次 ,  橘谷 英俊 ,  佐藤 泰和 ,  吉元 弘 ,  川崎 康 ,  岡澤 順生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-163101
公開番号(公開出願番号):特開2006-338396
出願日: 2005年06月02日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
【課題】 インシデント・アクシデント発生リスクが最小になるように看護師に対し予定業務の割り当てを行う。【解決手段】 本発明は、クリニカルパスにおける各日または各業務時間帯について、予定業務の実施によって発生する損失リスクが最小となるように各看護師に対して予定業務の割り当てを行うシミュレーション方法であって、クリニカルパスと、勤務表と、看護師情報テーブルと、所定労働時間テーブルと、業務量テーブルと、インシデント・アクシデント発生確率テーブルと、インシデント・アクシデントレベル損失対応テーブルと、を用い、前記日または前記業務時間帯において発生する損失リスクに関する目的関数を、各看護師の労働時間が各看護師の前記日または業務時間帯における所定労働時間を越えないことを表す制約条件の下で最適化して、各看護師に対する予定業務の割り当てパターンを求める。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
患者に対して実施予定の予定業務を日別または日別かつ業務時間帯別に保持したクリニカルパスと、 各看護師の勤務予定を日別または日別かつ業務時間帯別に保持した勤務表と、 各看護師のスキルレベルを保持した看護師情報テーブルと、 業務内容と、業務の実施に要する標準所要時間とを保持した業務量テーブルと、 前記業務内容と、インシデント・アクシデントレベルと、前記インシデント・アクシデントの発生確率とを保持したインシデント・アクシデント発生確率テーブルと、 前記インシデント・アクシデントレベルと、前記インシデント・アクシデントレベルのインシデント・アクシデントが生じた場合の損失とを保持したインシデント・アクシデントレベル損失対応テーブルと、 乱数発生部と、 前記クリニカルパスにおける前記日または前記業務時間帯について、予定業務の実施によって発生する損失リスクが最小となるように各看護師に対して予定業務の割り当てを行うシミュレーション部であって、 前記インシデント・アクシデント発生確率テーブルと前記インシデント・アクシデントレベル損失対応テーブルとを用いて、前記インシデント・アクシデントが生じた場合に発生する損失の期待値を予定業務ごとに計算する手段と、 前記看護師情報テーブルと前記インシデント・アクシデント発生確率テーブルとを用いて、各看護師が各予定業務を実施したとした場合における看護師別かつ予定業務別のインシデント・アクシデントの発生確率を看護師別業務別発生確率として計算する手段と、 前記日または前記業務時間帯において各看護師が各予定業務を実施したとした場合におけるインシデント・アクシデントの発生パターンを、前記看護師別業務別発生確率に従って前記乱数発生部に複数発生させる手段と、 前記業務量テーブルと前記看護師情報テーブルとに基づいて、各看護師が各予定業務を実施したとした場合に要する看護師別かつ予定業務別の実施所要時間を計算する手段と、 計算された予定業務ごとの損失の期待値と、発生させられた複数のインシデント・アクシデントの発生パターンと、各看護師に対する予定業務の割り当てパターンを示す割当パターン変数とを用いる目的関数を、計算された看護師別かつ予定業務別の実施所要時間と前記割当パターン変数とを用いて各看護師の労働時間が各看護師の所定労働時間を越えないことを規定する制約条件の下で最適化することにより前記割当パターン変数を求める手段と、 を有するシミュレーション部と、 を備えたリスクマネジメントシステム。
IPC (2件):
G06Q 50/00 ,  G06Q 10/00
FI (2件):
G06F17/60 126A ,  G06F17/60 162A
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
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引用文献:
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