特許
J-GLOBAL ID:200903081634819130

撮像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-124735
公開番号(公開出願番号):特開2002-320143
出願日: 2001年04月23日
公開日(公表日): 2002年10月31日
要約:
【要約】【課題】垂直転送路VCCDからフォトダイオードPDへの暗電流の流れ込みを防止し、撮像信号のS/Nの向上を図る。【解決手段】フォトダイオードPDに隣接する垂直転送電極V2下には電荷が長い間保持されないようにするために、水平転送期間においては、垂直転送電極V3,V4には正のミドル電圧Mが印加され、垂直転送電極V2,V1には負の低電圧Lが印加される。これにより、垂直転送電極V3,V4下に形成されたポテンシャル井戸に電荷が蓄積され、また垂直転送電極V2,V1下にはポテンシャル井戸が形成されずポテンシャル障壁となる。このように、電極V2,V3ではなく、電極V3,V4に信号電荷を蓄積・保持しながら1水平ブランキング期間毎に信号電荷を1ライン分垂直転送するという駆動方式を用いることにより、VCCDからPDへの暗電流の流れ込みを防ぐことができる。
請求項(抜粋):
撮影レンズと、前記撮影レンズを介して入力される被写体光量に応じた電荷を発生する二次元に配列された光電変換素子と、前記光電変換素子の電荷を垂直方向に転送する垂直転送路と、前記光電変換素子に蓄積された電荷を前記垂直転送路に移送するための読み出しゲートと、前記読み出しゲートを制御するための読み出しゲート電極と、前記読み出しゲートを介して前記垂直転送路に移送された前記電荷を、前記垂直転送路内で垂直方向に転送するためのm相(mは2以上の整数)の垂直転送電極と、前記垂直転送路を介して転送された前記電荷を水平方向に転送する水平転送路と、前記垂直転送路を介して転送された電荷を、前記水平転送路内で水平方向に転送するための水平転送電極と、前記垂直転送電極、及び前記水平転送電極に駆動パルスを印可する駆動回路とを有し、前記読み出しゲートは前記m相の垂直転送電極のうちの所定の電極と接続され、前記水平転送路による水平転送期間中は、すくなくとも前記読み出しゲートと接続された前記垂直転送電極下にはポテンシャル井戸が形成されないように前記読み出しゲートと接続された前記垂直転送電極に加える電圧を低電圧にすることを特徴とする撮像装置。
FI (2件):
H04N 5/335 F ,  H04N 5/335 P
Fターム (9件):
5C024CX32 ,  5C024GY05 ,  5C024GY21 ,  5C024GZ04 ,  5C024GZ18 ,  5C024GZ20 ,  5C024HX02 ,  5C024HX51 ,  5C024JX23
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-206977
  • 固体撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-283972   出願人:ソニー株式会社
  • 特開平4-046477
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