特許
J-GLOBAL ID:200903081714709564

有軌道台車の走行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-114008
公開番号(公開出願番号):特開平9-297621
出願日: 1996年05月08日
公開日(公表日): 1997年11月18日
要約:
【要約】【課題】有軌道台車の後進による停止時に、確実に後続車両の衝突を防止する。【解決手段】軌道Vは直線区間3及び左右カーブ区間4a,4bを有し、軌道Vに沿って複数の有軌道台車M1〜M3が走行する。有軌道台車M1〜M3はエンコーダ及びコントローラを備え、コントローラはエンコーダからのパルス信号に基づいて自己の車両のホームポジションHPからの走行パルス数を演算する。コントローラは自己の車両の走行時に後続車両の停止位置の基準となる停止基準パルス数を軌道Vの通信トロリー線上に出力する。コントローラは停止基準パルス数として直線区間3の前進中には直線基準パルス数を、右カーブ区間4bの前進中には直線基準パルス数よりも後方の位置を示す右カーブ基準パルス数を、左カーブ区間4aの前進中には右カーブ基準パルス数よりも後方の位置を示す左カーブ基準パルス数を出力し、後進中には左カーブ基準パルス数を出力する。
請求項(抜粋):
直線区間とカーブ区間とを有する軌道と、前記軌道に沿って走行する複数の有軌道台車と、前記各有軌道台車間での通信を可能とする通信手段と、前記カーブ区間の開始位置に設けられたカーブ開始指示手段と、前記有軌道台車に設けられ、前記カーブ開始指示手段を検出するカーブ開始検出手段と、前記有軌道台車に設けられ、カーブ開始検出手段からの検出信号に基づいてカーブ区間を判別するカーブ区間判別手段と、前記有軌道台車に設けられ、自己の車両の走行量を検出する走行量検出手段と、前記有軌道台車に設けられ、前記走行量検出手段からの検出信号に基づいて自己の車両の走行位置を判別する走行位置判別手段と、前記有軌道台車に設けられ、自己の車両の走行位置に基づいて後続車両を停止させる基準となる停止基準走行量を演算し、その停止基準走行量を示す信号を通信手段に出力する停止基準走行量演算手段とを備えた有軌道台車の走行制御装置において、前記停止基準走行量演算手段は、停止基準走行量として前進時の直線走行時には直線基準走行量を演算し、カーブ走行時には前記直線基準走行量よりも後方の位置を示すカーブ基準走行量を演算するとともに、後進時には前記直線基準走行量よりも後方の位置を示す後進基準走行量を演算する有軌道台車の走行制御装置。
IPC (3件):
G05D 1/02 ,  B61B 13/00 ,  B61B 13/06
FI (3件):
G05D 1/02 S ,  B61B 13/00 V ,  B61B 13/06 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 有軌道台車の走行制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-331739   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 特開昭62-064669
  • 特開平4-218814
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