特許
J-GLOBAL ID:200903081740706042

多相交流より直流を得るコンバータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長澤 俊一郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-227701
公開番号(公開出願番号):特開平11-069824
出願日: 1997年08月25日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 追従性と電源電流歪み率の最小化を両立した多相交流より直流を得るコンバータの制御装置を提供すること。【解決手段】 手段14は交流電源の有効電流指令値id* と無効電流指令値iq* の各々とコンバータ1の有効電流id,無効電流iqの誤差に基づき、1制御周期に2つのスイッチングベクトルを順次選択する。手段15は上記id* ,iq* とid,iqとの交流電流誤差ベクトルs0 より、上記選択された1番目および2番目のベクトルが1周期に出力される際の誤差ベクトルの変化量β1 2 を求める。手段16はA=(β2 -2β1 )T 2 1 )、B=(β2+2s0 )T 2 1 )なるα0 =B/Aを簡単な場合わけで求め、上記2つのベクトルの切り換え時刻の制御周期Tに対する割合α* を決定する。
請求項(抜粋):
多相交流電源から供給される交流を直流に変換するコンバータと、該コンバータの直流電圧出力と直流電圧指令値から有効交流電流指令値id *を求める直流制御器と、三相交流電流をd-q変換し有効交流電流id 、無効交流電流iq を得るd-q変換器と、上記直流制御器から得られる有効交流電流指令値id * と力率指令値に基づき無効交流電流指令値iq * を演算する演算器と、上記有効交流電流id と無効交流電流iq を、それぞれ上記有効交流電流指令値id * と無効交流電流指令値iq * に一致させるように、1制御周期Tに2つのスイッチングベクトルを順次選択し、適当なタイミングαで1番目のスイッチングベクトルから2番目のスイッチングベクトルに切り換えるようにコンバータを構成する半導体スイッチ素子の開閉信号を出力する交流制御器とを備えたパルス幅制御コンバータの制御装置において、1周期に発生する交流電流ひずみを評価関数とし、該評価関数が最小となるように、上記交流制御器の前記切り換えタイミングαを決定する手段を設けたことを特徴とする多相交流より直流を得るコンバータの制御装置。
IPC (2件):
H02M 7/21 ,  H02M 7/219
FI (2件):
H02M 7/21 Z ,  H02M 7/219
引用特許:
審査官引用 (1件)

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