特許
J-GLOBAL ID:200903081781135033

不飽和脂肪から出発してオレフィンと、ジエステルまたは二酸とを同時生成させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  清末 康子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-013463
公開番号(公開出願番号):特開2007-197444
出願日: 2007年01月24日
公開日(公表日): 2007年08月09日
要約:
【課題】不飽和脂肪からアルファオレフィンと、長鎖ジエステルまたは二酸とを同時に生成させる方法を提供する。【解決手段】a)帯域Iにおける非水性イオン液の存在下での不飽和脂肪のエチレンとのメタセシス工程と、b)帯域IIにおけるイオン液の分離・リサイクルする工程と、c)帯域IIIにおけるオレフィンフラクション(フラクションA)と、不飽和脂肪モノエステルまたは一塩基酸フラクション(フラクションB)との分離工程と、d)帯域IVにおけるフラクションBのホモメタセシス工程と、e)場合による、触媒含有イオン液をリサイクルする工程との一連の工程を包含する方法が行われる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
不飽和脂肪からオレフィンフラクションと、ジエステルまたは二酸の組成物との両方を生成させる方法であって、 a)メタセシス条件下に、12〜22個の炭素原子を含有し、かつ、少なくとも1つのエチレン性不飽和結合を含む少なくとも1種の一塩基カルボン酸または該一塩基酸のモノエステルを含む少なくとも1種の不飽和脂肪を、触媒存在下および少なくとも1種の非水性イオン液の存在下に、過剰のエチレンと接触させて、オレフィンフラクションと、不飽和脂肪のモノエステルまたは一酸のフラクションとを一緒に生成させる工程と、 b)工程a)において用いられた触媒を含有するイオン液を分離し、これをリサイクルする工程と、 c)工程a)において生成させられたオレフィンフラクション(フラクションA)および不飽和脂肪モノエステルまたは一酸フラクション(フラクションB)を分離する工程と、 d)工程c)において分離された不飽和脂肪モノエステルまたは一酸のフラクションBのホモメタセシスの工程であって、該ホモメタセシスは、少なくとも1種の触媒の存在下に液相中で行われる、工程と の一連の工程を包含することを特徴とする方法。
IPC (4件):
C07C 6/04 ,  C07C 11/02 ,  C07C 69/533 ,  C07B 61/00
FI (4件):
C07C6/04 ,  C07C11/02 ,  C07C69/533 ,  C07B61/00 300
Fターム (14件):
4H006AA02 ,  4H006AA04 ,  4H006AC29 ,  4H006AC48 ,  4H006AD11 ,  4H006AD17 ,  4H006BA23 ,  4H006BD34 ,  4H006BD36 ,  4H006BD52 ,  4H006BD84 ,  4H039CA29 ,  4H039CA66 ,  4H039CJ30
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 仏国特許出願公開第2878246号明細書
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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