特許
J-GLOBAL ID:200903081785227455

捜索装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-026200
公開番号(公開出願番号):特開平10-122895
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【課題】 徘徊者、遭難者、遺失物および盗難品などが捜索者の近傍から離れた場合にも、その距離の遠近に係わらず速やかに捜索し、位置を精密に特定して発見することを可能とする捜索システムを提供すること。【解決手段】 親機2のPHS送受信装置21から捜索対象が携行している子機1に無線電話をかけると、子機1ではGPS測位装置12で測位してPHS応答装置から子機1の測位情報P1を親機2に返信する。親機2では、子機1から受信した子機1の測位情報P1と、親機2のGPS測位装置24で測定した自己の測位情報P2とが得られるので、ディファレンシャルGPS測位システムが形成されており、親機2から子機1への相対位置が誤差1m未満の高精度で地図画像ディスプレイ22に表示される。PHSを通信に使うので距離に関係なく速やかな捜索ができ、DGPSによりピンポイントで子機1の位置の特定ができる。
請求項(抜粋):
親機からの無線通信を受信し応答して該親機へ自己の測位情報を送信する携帯可能な子機と、無線通信で該子機を呼び出し該子機からの該測位情報を表示する可搬型の該親機とからなる捜索装置であって、前記子機は、ナビゲーション用人工衛星およびナビゲ-ション用地上施設のうちいずれかである測位施設からの電波に基づき該子機の位置を測定して前記測位情報を提供する測位装置と、前記親機から前記無線通信を受信し該無線通信に応答して該測位情報を該親機に返信する無線応答装置とを有し、前記親機は、前記測位施設からの前記電波に基づき該親機の位置を測定して測位情報を提供する測位装置と、前記子機を前記無線通信で呼び出し該子機の前記測位情報を該子機から受信する無線送受信装置と、該子機の該測位情報と該親機の該測位情報とに基づいて該親機に対する該子機の相対位置を表示するディスプレイとを有し、前記子機と前記親機とで、各前記測位情報の誤差を相殺し各前記測位装置単独の測位精度よりも高い測位精度で該子機と該親機との相対位置を測定する差分測位システムが形成されていることを特徴とする、捜索装置。
IPC (5件):
G01C 21/00 ,  A61G 12/00 ,  G01S 5/02 ,  G01S 5/14 ,  G08B 25/10
FI (5件):
G01C 21/00 Z ,  A61G 12/00 E ,  G01S 5/02 Z ,  G01S 5/14 ,  G08B 25/10 A
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 位置情報検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-192655   出願人:松下電器産業株式会社
  • 位置検出システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-356296   出願人:東洋通信機株式会社
  • 移動体間相対位置検知システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-220179   出願人:東日本旅客鉄道株式会社, 株式会社日立製作所, 日立電子株式会社
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