特許
J-GLOBAL ID:200903081800731033

改良ADSL互換離散多重音調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-527174
公開番号(公開出願番号):特表平10-503624
出願日: 1995年04月14日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】改良された離散多重音調伝送方式は、1.6MHz以上の総帯域幅を有する離散多重音調信号を通じてディジタルデータをエンコードし、また、エンコードされたデータを変調することを意図している。変調システムは、使用されるサブチャネル及び各サブチャネル上で伝送されるデータ量について伝送中に動的に更新が可能である(215,217,219)。1つの発明の実施の形態では、多重音調エンコード及び変調は、ATIS北米非対称ディジタル加入者回線規格に従っている。しかしながら、付加的なサブチャネル(総数512個)の使用、及び/又は、4.3125kHzよりも大きなサブチャネル帯域幅の使用が可能である。このシステムでは、規格に記載されている周波数よりも高い周波数で発生するサブチャネルは、サブチャネル選定基準に関しては、規格範囲内にある場合と同様にして取り扱われる。このシステムは、T1又はE1といった大きなクロストーク雑音を有する回線上で、撚り線対電話回線を通じて、1200メートルの距離における6〜55Mbpsのデータ伝送速度、及び、2000メートルの距離における10〜50+Mbpsのデータ伝送速度でディジタルデータを伝送することを許容する。
請求項(抜粋):
撚り線対通信回線上を周波数の異なる多数のサブキャリアを通じてディジタルデータを伝送するために好適な離散多重音調送信装置において、前記送信装置は、 1秒当たり6メガビットを超える速度にてディジタル情報をエンコードすることができる、ディジタル情報をエンコードするためのエンコーダと、 多数のサブチャネルの各々における雑音レベルを示す回線品質変数を決定するために通信回線を監視する監視装置であって、前記各サブチャネルは、周波数に関して1つの関連するサブキャリアに対応している監視装置と、 前記エンコードされたディジタル情報を離散多重音調信号中の多数のサブキャリア上に変調するための変調装置であって、各サブキャリアは1つの関連する音調及び1つの関連するサブチャネルに対応し、前記離散多重音調エンコード済信号に関して利用可能な前記サブキャリアは1.6MHz以上の結合された帯域幅を有し、前記変調は、少なくとも前記検出された回線品質変数と許容電力マスク変数とを考慮して設定され、前記変調は、特定の変数の実時間変化に適応させるために、使用される前記サブチャネル、及び各サブチャネル上に伝送されるデータ量の双方について伝送期間中に動的に更新が可能である変調装置と、 前記離散多重音調信号が前記伝送回線に適用される前に前記離散多重音調信号に循環プレフィクスを加えるための付加装置と、を備える離散多重音調送信装置。
IPC (3件):
H04L 27/00 ,  H04B 15/00 ,  H04M 11/00 302
FI (3件):
H04L 27/00 Z ,  H04B 15/00 ,  H04M 11/00 302
引用特許:
審査官引用 (2件)

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