特許
J-GLOBAL ID:200903081852971997

一方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-329432
公開番号(公開出願番号):特開2001-140943
出願日: 1999年11月19日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【課題】一方向クラッチにおいて、組み立て作業を簡易としたうえで、保持器の強度アップを図る構成とすること。【解決手段】内・外輪10,11の一方周面にくさび状空間形成用のカム面10aを設けて各くさび状空間にころ13を配置したタイプの一方向クラッチ3において、保持器12における各ポケット12a間の柱部12cの一方壁面が、その内径側および外径側を膨出させることで径方向中間部分を窪ませた形状としている。これにより、柱部12cの一方壁面にころ13を押し付けたときに、ころ13が径方向内外に動けなくなるので、保持器12ところ13とを一体物として取り扱えるようになる。しかも、前述した柱部12cの膨出部12d,12eの存在によって柱部12cの断面積が可及的に大きくなるので、保持器12の強度アップが可能になる。
請求項(抜粋):
同心状に配設される内・外輪を同期回転させるロック状態と相対回転させるフリー状態とに切り換える一方向クラッチであって、前記内・外輪の一方周面の円周数カ所に、内・外輪の対向間隔を周方向一方へ向けて広くしたくさび状空間を形成するためのカム面が設けられ、前記カム面が設けられる側に、前記くさび状空間と対応する円周数カ所に径方向内外に貫通するポケットを有する円環状の保持器が嵌合装着され、前記保持器の各ポケット内にころおよびころをくさび状空間の狭い側へ弾発付勢する弾性部材が1つずつ収納され、前記保持器において前記ポケットそれぞれの間に位置する柱部の一方壁面が、その外径側および内径側を膨出させることで径方向中間部分を窪ませた形状とされていて、この一方壁面にころの周面が押し付けられたときにころが径方向に位置決めされる、ことを特徴とする一方向クラッチ。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • プーリユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-089814   出願人:光洋精工株式会社
  • ローラクラッチ組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-046934   出願人:ボーグ-ワーナー・オートモーティブ・インコーポレーテッド
  • ローラクラッチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-020705   出願人:日本精工株式会社
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