特許
J-GLOBAL ID:200903081865973816

動力伝達装置及びその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-245462
公開番号(公開出願番号):特開平9-046966
出願日: 1995年08月29日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】 原動機より得られた動力を高効率に伝達または利用すると共に、トルクの出力軸を原動機の出力軸の回転の向きとは逆向きに回転させる。【解決手段】 クラッチモータ30はアウタロータ32が原動機50のクランクシャフト56に、インナロータ34が駆動軸22に結合されている。アシストモータ40はロータ42が駆動軸22に結合されている。これらモータ30,40は制御装置80により制御される。制御CPU90は第1の駆動回路91を制御しクラッチモータ30に回生動作をさせる。クラッチモータ30はアウタロータ32とインナロータ34との滑りに応じたエネルギを電力の形で回生する。制御CPU90は第2の駆動回路92を制御しこの電力を用いてアシストモータ40を逆向きの力行動作させる。トルクの出力軸である駆動軸22はクランクシャフト56の回転の向きと逆向きに回転する。
請求項(抜粋):
出力軸を有し、該出力軸を第1の向きに回転させる原動機と、該原動機の出力軸に機械的に結合する第1のロータと、該第1のロータと電磁的に結合し、該第1のロータに対して相対的に回転し得る第2のロータとを有し、該第2のロータに機械的に結合された回転軸をトルクの出力軸とする第1の電動機と、該第1の電動機における前記第1及び第2のロータ間の電磁的な結合を制御して、前記第1の電動機より電力を回生することが可能な第1の電動機駆動回路と、前記トルクの出力軸に機械的に結合する第3のロータを有する第2の電動機と、該第2の電動機を駆動する第2の電動機駆動回路と、電力を蓄積する蓄積手段と、を備える動力伝達装置であって、前記第1の電動機駆動回路を制御して、前記第1の電動機において発生するトルクを所定値以下にすると共に、前記第2の電動機駆動回路を制御して、前記蓄積手段に蓄積された電力を用いて前記第2の電動機を駆動し、前記トルクの出力軸を前記第1の向きとは逆向きの第2の向きに回転させる制御手段を備える動力伝達装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭56-029500
  • 特開昭53-133814
  • 車両用駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-025729   出願人:日本電装株式会社

前のページに戻る